「【1967年の”デトロイト騒動”の中で行われた苛烈な人種差別をキャサリン・ビグロー監督が容赦なく描き出す。】」デトロイト NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【1967年の”デトロイト騒動”の中で行われた苛烈な人種差別をキャサリン・ビグロー監督が容赦なく描き出す。】
白人警察官クラウス(ウィル・ポールター:彼も演じていて辛かっただろう)のエスカレートしていく”死のゲーム”の40分に亘る尋問シーンの異様な緊張感漂う場面は未だに忘れ難い。
自らの危険を顧みず、奮闘する食料品店の警備員ディスミーキュス(ジョン・ボイエガ)の懸命な姿も同様。
<今作は公開前、この年のアカデミー賞最有力と言われていたが、ノミネートすらされなかった。当時、様々な憶測が流れたが、真相は闇の中である。>
<キャスリン・ビグロー監督が渾身の想いを込めて「ゼロ・ダーク・サーティ」に続き、世に問うた作品。>
<2018年1月26日 劇場にて鑑賞>
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