「結局はどう生きるかが大事なのです」デトロイト ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
結局はどう生きるかが大事なのです
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よくあると言えばよくある差別から起きた実際の事件が元になっている。黒人達はあんな差別の中で生きてきたのかと思うとそれだけですごい人達だと思う。
事件の被害者の中にデトロイトの黒人歌手グループのメンバーがいた。その中の1人が殺される。本当に不当な死だ。
このメンバーのメインボーカルは結局売れているこのグループに戻らなかった。歌を聴くのが、お金を出すのが白人だからだ。そして協会の聖歌隊に入る。彼の賛美歌が最後に心に響く。思わず涙が流れた。
差別はなくならないかもしれないけれど、その中で自分がどう生きるか、それは自分で決められる。かれは彼の信念に従って、賛美歌を歌い続けるのだろう。
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