「デトロイト」デトロイト しょうちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
デトロイト
2018年9本目の劇場鑑賞。
1967年の“デトロイト暴動”のさなかに起きた衝撃の事件を映画化し、
今なお続く銃社会の恐怖と根深い人種対立の闇を浮き彫りにした戦慄の実録サスペンス。
黒人宿泊客で賑わうモールを舞台に、
いたずらの発砲騒ぎがきっかけで、
警察官に拘束された黒人宿泊客たちを待ち受ける理不尽な悲劇の一部始終を圧倒的な臨場感で描き出す。
デトロイト。
ときいて思い出すのは「ロボコップ」。
本作はアカデミー賞最有力と宣伝されてますが、
見事にカスりもしませんでした。
本作はキャスリン・ビグロー監督お得意の緊張感ある、
ドキュメントタッチで描いている。
当時の状況を再現した雰囲気はよく出ていて、
当時の映像や写真を使ってより緊張感を与える演出もいい。
特定の主人公もいないとはゆえ、
差別主義者の警官クラウス演じるウィル・ポールターが主人公と言ってもいい。
上映時間の142分まったく長くは感じなかった。
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