「胸糞が悪くなってきます」デトロイト sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
胸糞が悪くなってきます
「ゼロ・ダーク・サーティ」「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督の新作にして、問題作の「デトロイド」を見てきました。
本作品、何時も以上にお話の内容は淡々としていて、「デトロイド」で起きた黒人達の暴動に起きた1夜の内容。
本暴動も黒人の一軒が引き金になっていますが、本内容も、暴動の一部ですが、その暴動のほんの1カ所で起きた黒人に対して起きた理不尽な事件の内容が淡々と語られています。
まるでドキュメンタリーを見ているような感じで、当時のお話としても、胸糞が悪くなってきます。
どうして、アメリカって国は、黒人の方にあれだけ差別するのか、わかりません。
しかし、当時の夜をキャスリン・ビグロー監督自身、よく取材して、忠実に再現しているように、本当に見ていて大変にこちらがヘビーになってきます。
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