「憎悪、贖罪、愛情、友情」博士と狂人 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
憎悪、贖罪、愛情、友情
1872年、オックスフォード英語大辞典をつくるに当たり編集者に選出された学位の無い男と、アメリカ人の元軍医の話。
ロンドンで何者かに追われる恐怖から人違いで男を射殺し、精神科病院へ収監されたマイナーと、スコットランドの仕立て屋の息子で、自力で学習して仕事を手にしたマレーが、人手と時間が足りない中で、仕事を成すために単語とそのルーツを公募するも行き詰まり、という状況で繫がっていく。
これが事実ですか?という程の、さだまさしの「償い」もびっくりなストーリーに興味津々。
更には時計じかけのオレンジもびっくりな展開でオトされてという、まさかの波瀾万丈ストーリー。
観賞前は正直、辞典づくりというところからそれ程惹かれる物があるとは思っていなかったけれど、すっかり作中に引き込まれた。
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