ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷のレビュー・感想・評価
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極上のホラー。恐怖の果てに待つ悲しい物語。
【賛否両論チェック】
賛:登場人物それぞれの葛藤が、屋敷の謎が解き明かされていくにつれて明らかになっていく様が、非常に秀逸。ミステリー要素もあってハラハラさせられるほか、グロシーンがそこまで多くないのも嬉しい。
否:ホラー映画特有の急に驚かせるシーンが非常に多いので、苦手な人は観られない。
本作で1番気になるのは、やはり「増改築し続けるその理由」です。自らも最愛の人を失ったエリックが、恐怖体験をしながらも少しずつその謎を解き明かしていく様は、ミステリー要素もあって、よりハラハラさせられます。
そして全ての謎が明らかになった時、サラ・ウィンチェスターの本当の目的や、エリックの過去との繋がり、最愛の息子を守ろうと奔走するマリオンと、それぞれの葛藤が浮き彫りとなり、恐怖の中にも非常に悲しい物語が描き出されていきます。そしてそれらを全て葬り去るような最凶の恐怖を前に、彼らがどう立ち向かっていくのかにも、注目です。
驚かせるだろうと思っているシーンをわざとかわしたり、予想だにしていないところで驚かしてきたりと、恐怖のバリエーションも豊富ですが、その分苦手な人は絶対観られません(笑)。極上のホラー体験を、是非劇場で。
タオバケはただのゾンビ、音にビビる
ありきたり
分かっちゃいるんだけど
2018-73
お化けにも銃とか物理的要素は効くっていう発見。
蘭ねーちゃんもあながち間違ってないんだな(笑)
ザ王道なお化け屋敷ムービーなわりに、びっくり要素は少なめでした。
ネタバレあたりからは、驚くことも皆無で、もはやアクションムービー。頑張れおじさん!
前半の驚かし要素が一番びびりました。
ホラーお決まりのツッコミは満載で、今回の一番のツッコミは、大工さんたち、あんなおんのに、大事なときに何してん!でしょう。
お決まりの、なんで夜行くねんとか、独り言でかいねん、とか全部、この作品ではおじさんが担当されています。
なかなかないのでは?
ちなみにそのおじさんが、『ターミネーター:ジェネシス』のジョン・コナーらしいのですが……全くピンとこない(笑)みなさん気付かれましたか?
ヘレン・ミレンの狂気っぷりが見れるのかなーと期待してたのと、もっとメイズランナーでハリポタな家を想像してたので、ちょっと残念です。
ホラー苦手な人でも全然観れると思います。
話も設定も映像そのものも複雑怪奇
実話をもとにしている、増築し続けられる家、ヘレン・ミレン、という要素から興味を持った作品。
効果的な音響・音楽を伴った雰囲気は良かった気がする。しかし、史実という観点をもっとも期待していたところからすると、かなり物足りなかったような…そもそもの話がほとんど理解できず、しかももともと複雑な舞台設定が故なのか、画面の中の空間がほとんど理解できなかった。どこから来て、どこに落ちていったのか…どことどこの並行ストーリーなのか…ことごとく理解できず…
そもそもホラー映画は嫌い。じゃあなんで見たのかということになるけれど、そもそもホラーだとは思って見にいったわけではなく、あくまで史実のほうを期待したのだけれど、完全無欠のホラーに辟易してした上、理解できないと来れば、まぁ面白くないという結論になるのは当然といったところ。
エクソシストを意識したところを多分に感じた(勝手な個人的な見解)けれど、所詮雰囲気をマネしようとしたに過ぎない。あの名画はホラーじゃないから─。この映画はホラー映画の何ものでもありません。
個人的にはなかなか評価しづらい作品なんだけど、それなりに質の高い雰囲気はつくり出されていたのかなというところだけが、☆の付けどころ。
信じれば霊は現れる
このお屋敷、実在するらしいよ。
ウィンチェスター氏の増築する家。
これは実在するお屋敷の物語。
扉の先には壁。階段の先には天井…。
意味もない階段や扉の数は何百個にもなっているという、摩訶不思議のお屋敷です。
現在では、観光地として世界中の人が訪れているお屋敷ですが、『ソウ』の監督が指揮をとり、ホラー映画として作ったようです。
正直なところ、賛否両論ありそうな内容に感じました。
ホラー映画を楽しみたい人には、ズバリ面白いと思います。
でも、この屋敷の謎に迫りたかった自分としては、何だか物足りない気持ちでいっぱいでした。
隠し部屋の仕掛けや、屋敷の作り方を深く掘り下げてミステリーぽく仕上げて欲しかったですが、やっぱり驚かせようとする部分が満載⁈
執拗に驚かせようとするのはちょっと苦手です…。
呪いの屋敷として有名なお屋敷なので、幽霊を登場させようとするよは理解できます…。
でも、もう少し謎の部分を押し出しても、良かったんじゃないかな?
期待以上のものを追求すると、肩透かしをくらいそうですが、あまり期待せずに、ホラー映画として観るといいのかも⁈
個人的には、ちょっと残念でした。
実話に基づく
呪われているのは銃🔫
現存する写真が1枚だけ、自身の記述物も無く謎に包まれた未亡人サラにキャラクター造形をした点が興味深かった。
彼女の精神鑑定をする医師も自殺した妻に殺されかけてアヘン常習者という濃い設定だが、自分の胸から取り出した弾丸をあんな使い方するなんて(笑)
ウインチェスター銃で兄を2人殺された兵士が乱射事件の末自殺し、怨霊となったわけですが、これは逆恨みというかトバッチリですよね。銃じゃなく、引き金引いた奴を呪えよ、と。
あ、そいつらも戦死したとか?
だったらそれでチャラでは・・・(笑)
たぶん、屋敷内に兵士が自殺した場所のレプリカを造ってしまったため、寄って来てしまったのかも。
それはともかく、夫人の姪の息子が執拗に何度も命を狙われますが、お母さん目を放し過ぎです(笑)
部屋の外に見張りくらい置いてください👓
まぁ、医師もこっそり部屋を抜け出して屋敷内を探索するくらいだから穴だらけですが。
未亡人は銃による犠牲者たちへの鎮魂のため屋敷の部屋を増設し、毎深夜零時に鐘を鳴らしたそうだが、それより犠牲者遺族への支援事業などをした方が良かったのではなかろうか・・・。
おとだまし。
思ってたのと違った!
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