「何とも言えない微妙さ。」友罪 ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)
何とも言えない微妙さ。
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予告編が失敗だったと思う。
過去の過ちを悔やむ幾つもの複合ストーリーだとは、あの予告編からは読み取れない。
私には、佐藤浩市は瑛太の父親に見えていたし、新たな殺人事件は瑛太の罪なのかを生田斗真が疑ってしまう作品なのかと捉えて、面白そうだと思って鑑賞した。
その想像を超える作品ならば文句はない。
だが、ハッキリ言って想像していたものが成せる緊張感を超えてこなかった。
富田靖子の裸は何だったのか。
あの伏線はいるのか。娘の流産は何のために?
佐藤浩市の息子のエピソードは必要か?
夏帆がレイプされるシーンは果たして作品に何の意味をもたらしたくて撮ったのだろう?
広げるだけ広げて、綺麗に収まる前に無理やり終わった感が否めない。あくまで私にはだけど。
それと、話はズレるがいい加減、忍成くんをクズ野郎でばかり起用するのはやめてあげて。
彼には確かにボーダーな雰囲気が漂ってるけど、ハッキリ言ってもう安直キャスティングだと思う。
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