劇場公開日 2018年5月25日

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「瑛太の演技がすごかった。 同居人のクズ先輩の大げさすぎる口元のダラ...」友罪 るんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5瑛太の演技がすごかった。 同居人のクズ先輩の大げさすぎる口元のダラ...

2018年5月28日
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鑑賞方法:映画館

瑛太の演技がすごかった。
同居人のクズ先輩の大げさすぎる口元のダラしなさ、いい歳して中学生並の喧嘩っ早さに出てくる度若干うんざりしながらも…。
犯罪に伴うそれぞれの立場を描いていて、言葉にできない思いが胸を打った。

しかし、生田斗真演じる益田にまつわるエピソードは弱いのでは。
まるで少年Aと同じ罪の重さかのように扱われているが、それならば佐藤浩市の息子役のほうがよほど罪としては間違いなく重い。
が、佐藤浩市周辺の話しも映画の中では比重が大きすぎたのではないかと感じた。「被害者/加害者の家族、加害者/新しい家族の幸せ」それぞれを描くには必要だったが、ボリュームが増えすぎたような…。
「怒り」のようにそれぞれのストーリーがうまく交差していた、とは言えないかな。

ちか