「時間が足りなさすぎた」魔法少女リリカルなのは Detonation 瑞さんの映画レビュー(感想・評価)
時間が足りなさすぎた
ストーリー全般は星3.5
そこにリリなのファンとしてボーナス星1つ
そこから悪いところとして星2.5減点
結果星2-3が無難な評価かな?となりました
仕方のないことだとは思いますが、単純にストーリーの壮大さに対して時間が無さすぎた、と言うのが自分の個人的な印象です。
早すぎるストーリー展開、突然の新キャラの登場、各キャラの過去描写の浅さ。
正直足りない点は多いですが、それを解決するとしても映画二本に収めることはできないのでは、と思いました。
ストーリーに関しては、悪いとは思いません。むしろストーリーラインは良いと思います。原作ゲームをプレイしたことはないので、原作と比べてどのように変化があったのかわかりませんが、自分は楽しめました。
個人的には、惑星エルトリアでのユーリの過去が好きでした。壊すよりも、治す、育てる力の使い方が好きだと言って彼女が魔法を使って見せた時は、自分も感動してしまいました。
あの時、ユーリはまさに希望そのものだったのでしょう。
自分から見て割と満足いくストーリーでしたが、その良さを折ってしまったのが、展開の速さと描写の浅さでしょうか。時間が映画二本分に限られてしまってる中、張るべき伏線を張り切れず、過去描写も割と突然で、後半は特にゴリ押しな感じでした。キリエ切り替えはっやーい…。
また、映画の多くを占めていた戦闘が意外と一方的だと思います。敵さんがかなり強かったのはわかりますが、なのはsが突っ込んでいつの間にか終わった感が否めません。主人公sTUEEE
戦闘描写からわかる力のバランスもずれているように感じます。マテリアルズフルボッコだったのになんか後半遅くなってませんか所長さん…。特にユーリは過去の描写からみてあんなポンポンやられるとは思えない。もっとでけー力持ってるだろうに。
結論としては、個人的には好きな感じだったので良かったとは思いますが、人によって非常に評価の分かれる映画だと思いました。