劇場公開日 2018年6月1日

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「また間違えた(笑)「脳髄はものを思うに我愚か腐った豆腐そのものかもよw」そして、懺悔。」OVER DRIVE 野球十兵衛、さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0また間違えた(笑)「脳髄はものを思うに我愚か腐った豆腐そのものかもよw」そして、懺悔。

2025年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

驚く

今回は何を間違えたかって?今回は俳優さんのことじゃないよ!作品そのものをだよ!もはや笑い話じゃ済まないよ!(笑)
アマプラで見つけた時に、てっきり高評価映画の『ALIVEHOON』だと思い込んで観始めたの。
途中で「これなんかこれちがう」と思った時にはアフターフェスティバル。もう半分くらい観進めていたの(笑)
脳ミソ大丈夫かぁ?さすがに本気で痴呆が心配になってきました。
そして…やっぱり…例のごとく、やっぱり俳優さんも見間違えてるの。森川葵をてっきり吹石一恵と思って観続けてたの(笑)
腐ってやがる。脳髄がとことん発酵しまくりやがってやがる。

映画のお話ですよね。実は四輪のラリーって全く興味のないカテゴリーのモータースポーツなんですよ。
私は四輪よりも二輪のロードレース方が圧倒的に大好きなので。
それも、もう遠い過去のことになって久しいです。昔は鈴鹿サーキットまで、夏の風物詩の8時間耐久レースやら、WGPの鈴鹿ラウンド戦を車中泊で観に行ったりしてたの。目の前でノリックこと阿部典史選手が優勝した時、もらい涙を誘われた記憶もあるの。あつ!全然映画の話にならなくてごめんなさい。この癖、いつまで経っても直りません。本人が言うのもアレなんですが、きっと直す気がないんだと思います。←居直りかよ!

居直りじゃなくて仕切り直しです。車がカッ飛ぶラリーのシーンには圧倒されたんだけれど。特に「ありえねー!」のお台場ラウンド戦は、CGとは言え目を見張るものがあったけれど。新田真剣佑演ずる直純がイヤなヤツ&アホすぎてお話に入り込めなかったの。ずっとイライラしてたの。バックボーンになってるドロッドロの三角関係とかも女々しく思えて。直純もっと自分を抑えろし。←おまゆうw
ラリーという競技の性質上、ド派手な抜きつ抜かれつの戦いを見ることもできなくて、そういったところも入り込めない原因になってたの。

でもね、バブル真っただ中と見まごうばかりのでっちあげレースのシーンには興奮しまくったの。これだけ手間とお金かけたレース映画って、過去には『汚れた英雄』くらいしか知らなかったから。
そこは素直に+★2.0の高評価に繋がったの。あと、物語のクライマックスがレースシーンじゃなくて、メカニックの奮闘だったところにジ~ンときたの。そこも+★0.5の要素になりました。
結果この採点。決して観た時間を無駄にした作品じゃありませんでした。

あとね、派手なチャンネーが踊り狂ったり、ブルーインパルス(?)の白煙が空を彩どったりするシーンに懐かしさを覚えたの。日本のモータースポーツシーンに陰りが見えて久しいこのかた、かつて隆盛を極めたバイクブームを思い出して遠い目をしながら観てたの。さすがにジェット機は飛んでいませんでしたが。
でもね、嘘みたいな本当の話なんですが。大昔のWGP鈴鹿戦でのお話です。白と赤のコスチュームを纏ったブロンドの綺麗なチャンネーが、カゴいっぱいに抱えた5本入りパッケージのMarlboroを行く人行く人に配って歩いてたの。当然、何度も貰いに行きましたとも。ツー☆ショット♡でお写真を撮らせてもらったりもしたっけ。←遠い目
Marlboroだけじゃなくて、各メーカーやスポンサー企業のブースで色々な景品が配られていたり、イベントで豪華賞品がもらえるのが普通の光景だったの。レースそっちのけで色とりどりのパラソル開いたハイレグのチャンネーの写真を撮りまくってたりしてたの。

謝って

モータースポーツに関わるあまねく総ての人に謝って!

野球十兵衛、
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