「理念は血よりも濃い」オペレーション・クロマイト mittyさんの映画レビュー(感想・評価)
理念は血よりも濃い
クリックして本文を読む
実話に基づいた戦争アクション。
1950年6月、朝鮮戦争、勃発。
北朝鮮が38度線を超え、南(韓国)を奇襲。
韓国はわずか一カ月のうちに、ごく一部を除く半島の大部分を北に支配されてしまう。
これじゃあいかんと、事態を重く見たマッカーサーが仁川上陸作戦を計画。
対北のスパイ8人(チャン・ハスク率いる)が敵陣に潜り込み、南奪還に命をかけて挑むのですが、ドキドキハラハラ感がすごく、スパイの正体がばれやしないかと、前半は特に体が固まってしまいました。アクションの見せ場も半端なく、電信柱にはりつけられる目を背けたくなる残虐な場面もあり、やはり韓国映画だと思いました。
イ・ジョンジェの男気あふれる大尉、よかったです。鋭い三日月目の奥に優しさを感じました。北のイ・ボムスがやられても全然死なない!執拗な悪役に徹してました。どこかで見たなと思ったら、『出国 造られた工作』に出てた人でした。
コメントする