「信者ではないですが友人の付き合いで。」さらば青春、されど青春。 kuuさんの映画レビュー(感想・評価)
信者ではないですが友人の付き合いで。
毎年毎年映画に誘われる者です。
今年も恒例行事の様に行きました。
まず、今まで幸福の科学の映画に付き合わされ続けもう10年になるでしょうか…そろそろプロと呼ばれてもいいだろう私に言わせると、幸福の科学の実写映画を見る時に心得ておかないといけない事は「演技力にはある程度の目をつむる事」ですね。
これが無理だという人は厳しいかと。
その上での話になります。
まぁ「今回の映画は大川総裁の出版している本を忠実に再現する」と聞いていたので、せいぜい信者が楽しむもので「映画」としてのクオリティは三流ものと予想していました。
まぁ期待なんて1ミリも持たず映画館に行き、さて映画が始まった。
映画序盤…予想通り。まぁこんなもんだなとは思いましたね。
読んでいた本をわざわざ写したり、何かの伏線になるのかなーとか、一応意識して観ましたが結局伏線回収しないので…
おそらく本の中に書いてある描写を写したかったんでしょうね。
まぁ、予想通りか…ここで諦めかけてました。
しかし!途中から伝えたい事が見えてくると、「なるほど」と思うシーンが多くあり(ネタバレ含むので詳しくは書きませんが)いい意味で予想を裏切ってくれました。
そして中盤から終わりにかけては本当に良かった!
ただの自己満映画で終わるのかと思ってましたが、友人曰く後半になるにつれて原作にないアレンジが多かったとのことで、「映画」としていいものになってました。
あと、あの中ということもあってか清水富美加さんの演技は際立ってましたねw
本当可愛かった。
見て良かったなと思いました。
幸福の科学さんの映画は毎回考えさせられる所がありますね。
これは毎回そうですが「伝えたい事」のレベルが非常に高い。
一回見た天使のなんちゃらーみたいな映画を除いて、全体的にストーリー性のレベルは本当に高い。
それに見合う演技力がないことが最大の欠点ですね。
大川ひろしさん、もうちょっと頑張ってください笑