「初な子ねェェ。」汚れたダイヤモンド よしたださんの映画レビュー(感想・評価)
初な子ねェェ。
思わずおネエ言葉で揶揄したくなるほど、話が進むにつれて犯罪のプロ失格の青臭い青年になっていく主人公。
勝負のかかった状況で、従兄の嫁に激しく欲情してしまうし、そのことが原因でダイヤモンドを盗む計画が破綻する。
しかも、憎んでいたはずの伯父の言葉にほろり、自分を導いてくれた泥棒のリーダーの死にもほろり。
私情のもつれがビジネス(プロの犯罪者にとって犯罪はビジネス!)のトラブルに発展。しかも、相矛盾する判断を即座に下さなければならない。
映画ならではのハラハラ、ドキドキ。
久しぶりにヒリヒリする緊張感を映画で体験した。
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