さよならの朝に約束の花をかざろうのレビュー・感想・評価
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タイトルからの迷走感が見事的中。
唖然とするほどつまらなく
苦痛な2時間で人生初の途中抜けを
迷うレベルだった。
無駄な造語に急展開、
時間軸の説明もないためわかりづらく
心情描写が主人公に傾きすぎて
キャラがそれぞれ何をしたいのか
全く伝わらない。
そのわりに泣かせようと
必死にBGMや演出を乗せるが
それまでの展開が薄っぺらく刺さらない。
最後までみれば面白いのかと思いきや
風呂敷を広げすぎてフワッとした終わり方
ここまでつまらない作品を初めて観た。
涙と感動の物語。美しい田園風景をスクリーンで堪能。
手の込んだ(3CG?)街の人ごみや建物の描写だとか、水路などにうつる空など田園風景が美しく描かれていて印象的。映画館で見れてよかったです。
内容は母と子の絆を描いた、あたたかくて、やさしい、涙と感動の物語です。
(あまり広く宣伝してないみたいなので)隠れた名作になりそうです。
アニメではありますが対象年齢は若干高め、思春期を終えた高校生以上が対象かな?
2時間が長く感じた。
及第点
期待外れ
母であるひと息子であるひと
なにもしらないでみたけれど
いい年こいた大人にこそお勧め
大満足
機能不全家族・毒親の元で育った人は「さよ朝」を観て泣き散らかそう
早速私事で恐縮なのですが、私はいわゆる毒親と呼ばれる人たちの元で育ちました。おおよそ幸せな親子関係に必要とされる機能が停止し、身体的暴力と言葉の暴力が支配する機能不全家族です。
子どもを傷つけることが当たり前の場所と言ってもいいでしょう。
愛されたことがないから、愛が何なのか未だにわかりません。
そんな僕が先ほどこの映画を見てきました。
この映画は、親子の物語です。
不老長寿の一族・イオルフの民である主人公のマキアと、そんなマキアに拾われた人間の赤子エリアル。
マキアは母親として、子育てに奮闘します。そこで描かれているのは、決して上手ではないけれど幸せな1コマ1コマです。親が子どもに心の底から向き合い、温かさを与え、生きる瞬間を共有する姿です。
それら全ては僕の家に無いものでした。
「愛して、よかった」
劇中でのマキアのこの一言で僕は崩れ去りました。止め処なく止め処なく涙が溢れました。必死に嗚咽を堪えようとし、喉が震えました。隣の友人はドン引きしていました。
身近で大切な人に「愛してよかった」と言ってもらえること。「愛されてよかった」と感じられること。そういう未曾有の温かさみたいなものが愛なのかもしれない。はっきり言葉にできませんが、そう思いました。
例え赤の他人の、異種族の子どもとの関係でも「愛してよかった」という境地にたどり着ける。僕の親も10分の1、いや1000分の1でいいから、マキアのようであってくれたなら。暴力と傷ではなく、愛と癒しを与えてくれたなら。
マキアのような親がほしかったなあ
そう思うと、一層涙がぽろぽろと零れ落ちました。僕がいくら願おうと、親が愛を与えてくれることはありません。僕に幸せな親子関係が訪れることは永久に無いのです。
ですが、僕がマキアになることはできます。毒親の家系には負の連鎖として受け継がれてきた毒の歴史があることがほとんどですが、親を変えることができなくても、毒を断ち切り、子どもが変わることはできるのです。例え親に愛されなくても、マキアのように誰かを愛し、自分の子どもを愛すること。そして自分が「愛して、よかった」と思えるのだということ。この映画はそんなことを僕に、機能不全家族で育った僕のような人間に教えてくれました。
僕にとって大切な作品となった「さよならの朝に約束の花をかざろう」。
みなさんもおひとつ、いかがですか。
綺麗に泣ける良い作品
いつだったか、試写会が終わった頃にこの映画が凄いらしいという噂を聞いて
気になっていたため鑑賞。結果、大満足な映画でした。
タイトルにも書いた通り泣ける作品ではありますが、
悲しい等のマイナス方向の涙では無く、応援したくなるような種類の泣ける作品です。
映画はボロボロ泣けるのに鑑賞後は幸せな気持ちになれる凄いやつ。
また、詳しくは書きませんが物語のテーマがテーマですので、
もし既に結婚されている方やお子さんいらっしゃる方が鑑賞されるのであれば
さらに深く楽しめる事間違い無しですが、残念ながら私は対象外。ちくしょい。
どんな方にもお勧めできる作品ですが、特に年配の方に是非見て頂きたい
珍しくも素晴らしいアニメ作品です。
切なくて泣ける映画
後半、度々涙腺が崩壊してました。
公開前はノーマークで公開作一覧を見て期待半分で見に行きましたが、十分鑑賞料を払って見る価値のある映画だとおもいます。
なぜ、こんなに泣けてくるのかうまく言葉であらわしにくいです。
母子愛なのか、男女愛なのか、人間愛なのか、限りある命の尊さなのか、もしかしたら作中の登場人物本人たちでさえハッキリわかっていないようにも見えました。
確かに考えると難しく感じられる作品かもしれません、
色々ダメだしをしている方もおられますが、自分的にはこういう作品は解析抜きで感じられればいいのではと思います。
感動とは違いました、ただ、ただ泣けました。
映像も綺麗でしたし私は名作に入ると思いました。
こういう作品は、かえってヒットしてほしくないと思う人はいないでしょうか、私は感性が合う人の中でだけ話されていてほしい気がします(オタク感性?笑)。
予告で判断しないで!思わぬ展開!思わぬ結末!胸がいっぱい・・・
鑑賞前に、この作品の予告を見た私の感想→「またお涙頂戴のフンイキ映画か・・・」
ストーリーの内容もよくわからないし、どうせヒーローとヒロインが力を合わせて、ファンタジー要素のある敵と戦い、最後には困難を乗り越えた二人がめでたく結ばれる・・・そんなありきたりなストーリーだろう・・・そう思って、観る気はさらさらなかったのですが、色々あって、1人で鑑賞することになりました。
・・・舐めてました。
こんなにも胸がいっぱいになるアニメ映画、今までに見たことがないように思います。
私はアニメオタクですが、こんなストーリー展開は初めてです。
最後には「感動」とか「感激」とか「泣ける」とか、そんな言葉では言い表せないような感情で、胸がいっぱいになりました。
涙、涙の連続ではありましたが、全然、切ないとか、悲しいとかいう気持ちは残らないんです。
結末にも納得できたし、ストーリー全体が本当に、綺麗にまとまっています。
絵柄だけ見ると、オタク向け?という感じですが、オタク受けを狙ったような萌え要素なども全然なくて、そこもポイントが高いです。万人向けの内容となっております。
この作品の予告では詳しいストーリー内容は紹介されていませんが、観おわったあとに、納得しました。
何も知らずに観るのが一番いいんです。この作品は。
まだ観ていない方には、ぜひとも、あらすじや登場人物の関係性などは、何も調べずに鑑賞してほしいと思います。
それでこそ、私が感じた「胸いっぱい」という感情を、最大限、体感できますから。
そこまで計算して制作者が、予告で詳しいことは何も紹介していないのだとしたら、なんというか・・・尊敬します。
利益よりも、鑑賞者にいかに作品を魅せるか。そこに重きを置いたのか、と。
しかしながら、予告だけで判断して、観るのをやめたという人がきっと多いことでしょう。私もそうなるところでしたから。
それがなんとも悔しい!
気が進まないと思っても、観たあとは絶対に後悔しません。
すべての人に観てほしい。
来週、もう1度、劇場で鑑賞してきます。
そうしなければ、この昂ぶりが治まりませんから・・・。
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