劇場公開日 2018年5月12日

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「初監督としては…」四月の永い夢 マーティーさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0初監督としては…

2018年5月13日
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もともとが詩人と言うこともあり、冒頭詩的な要素から導入される物語。さながら新海誠映画のような雰囲気。さぞや…と期待したのだけれども続かず、シーン3あたりからこだわりが見えなくなるような演出ばかり。美術も新海作品とは違い、あっさりとしすぎて、どうにも気持ちが盛り上がらない。無理やり日本の伝統芸能を押し付けてくるわりには、地元の良さが伝わって来ない。まあ力っちゃあ力なんだけれども、とても海外映画祭で大賞とるとは思えない乱雑さに、少々混乱。とは言え、そこまでひどい映画とは違うのでまあ観れるんだけど。と言う内容。恋も人生にも、ようくも悪くも監督のあっさり感が出てしまってる感じでした。
最近よく見るスポッテッド配給作品よりはずっと良いので安心しました。

ビビ