「カシミールのシアチェン氷河からはリピートして観たい」ミッション:インポッシブル フォールアウト どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
カシミールのシアチェン氷河からはリピートして観たい
シリーズ6作目、『M:I:6』とも表記されることもある。劇中で言及する「MI6」は、英国の秘密情報部のことらしい。
イエスという有名な人をジーザスとも言う。ジパングをイッパンとかイッポンとも言う。カタカナで単純に言ってしまえば、「イ」と「ジ」は置き換えることができる。1回だけイーサンのことをジーサンと表記させていただく。
前作から2年後が舞台、イーサン・ハントは一生懸命、IMFのメンバーと一緒に仕事をしていた。
『M:I:5』から引き続きMI6のイルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)も出演している。
ジュリアを一筋に愛しているイーサン・ハントだから他の女性には恋愛感情はない、はず、いや、もはやジーサンには下心がなくなったのかもしれない。思い起こせばイーサンはジュリアを守るために別れた。そのジュリアは新しい夫とラヴラヴっぽいのだった。まあいいけどね、こっちにはイルサがいるさ。
ダメ出しだが、声変換シールとマスクを着けるマスクシステムによって、鑑賞者が目も耳もすっかり騙されてしまい、途中で、ふと、また別の人だったりして...などと疑う癖がついてしまい、没入できなくなるからやめてほしい。
顔のアップと小難しい会話のシーンが多くて退屈に感じたり、BGMが主張しすぎるものの、トイレでの格闘、フランスでのカーチェイス、ジーサンが走るシーンは印象に残る。
カシミールのシアチェン氷河に移動してからが、悶絶しそうになるほど面白い。ヘリコプターのシーン、ロッククライミングは大きい画面で観たため最高だった。