劇場公開日 2018年8月3日

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「カシミールのシアチェン氷河からはリピートして観たい」ミッション:インポッシブル フォールアウト どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5カシミールのシアチェン氷河からはリピートして観たい

2025年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

 シリーズ6作目、『M:I:6』とも表記されることもある。劇中で言及する「MI6」は、英国の秘密情報部のことらしい。
 イエスという有名な人をジーザスとも言う。ジパングをイッパンとかイッポンとも言う。カタカナで単純に言ってしまえば、「イ」と「ジ」は置き換えることができる。1回だけイーサンのことをジーサンと表記させていただく。

 前作から2年後が舞台、イーサン・ハントは一生懸命、IMFのメンバーと一緒に仕事をしていた。
 『M:I:5』から引き続きMI6のイルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)も出演している。

 ジュリアを一筋に愛しているイーサン・ハントだから他の女性には恋愛感情はない、はず、いや、もはやジーサンには下心がなくなったのかもしれない。思い起こせばイーサンはジュリアを守るために別れた。そのジュリアは新しい夫とラヴラヴっぽいのだった。まあいいけどね、こっちにはイルサがいるさ。

 ダメ出しだが、声変換シールとマスクを着けるマスクシステムによって、鑑賞者が目も耳もすっかり騙されてしまい、途中で、ふと、また別の人だったりして...などと疑う癖がついてしまい、没入できなくなるからやめてほしい。

 顔のアップと小難しい会話のシーンが多くて退屈に感じたり、BGMが主張しすぎるものの、トイレでの格闘、フランスでのカーチェイス、ジーサンが走るシーンは印象に残る。
 カシミールのシアチェン氷河に移動してからが、悶絶しそうになるほど面白い。ヘリコプターのシーン、ロッククライミングは大きい画面で観たため最高だった。

どん・Giovanni
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