「イーサンハントVSナポレオンソロ」ミッション:インポッシブル フォールアウト 北のやまさんさんの映画レビュー(感想・評価)
イーサンハントVSナポレオンソロ
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町山智浩さんの「脚本より先にアクションを撮影して後からストーリーを構成する」という話を聞いていたせいか、かなり先入観がある状態で鑑賞。
冒頭から、らしからぬミスでスタート、さらに「ああ、これは引っ掛けている」というのがすぐ分かるトリックシーンと引き出しのマンネリ化を感じつつ、馴染みのメンツが揃い、身体を張ったアクションシーンやチェイスが続くと何となく安心。
スタントを使わずに何でも自分でこなすトムクルーズも、20年前と同じようには観れなくなってきていて、アクションにハラハラするというよりは、衰えが見えている姿にハラハラする方が強くなってきている感じ。
あと何作このレベルを維持できるのか、普通の役者は年齢とともに演技力やストーリー重視の役柄を開拓しているが、アクションの無いトムクルーズ映画で大当たりしているのはあまり記憶になく、何でも出来るからこそ年相応の役柄に移行できないのが心配。
一応展開的には、前作からの敵は上手く退治?でき、3で結婚したミシェルモナハンとのシーンもしっかり描かれ、5に続くレベッカファーガソンとの関係もひと段落したので、今作がシリーズ最終となっても良いようなつくりではあったが、さてさて次回作はあるのか?
コードネームU.N.C.L.Eもお気に入りの作品なので、今度はトムを悪役にして続編つくったりするのも良いかも。
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