「何もかもがトム・クルーズのために」ミッション:インポッシブル フォールアウト とえさんの映画レビュー(感想・評価)
何もかもがトム・クルーズのために
楽しかったー
ものすごくお金のかかった、CGじゃない生身のとても贅沢なアクション映画を観たという満足感!!
謎の組織シンジケートにプルトニウムが奪われてしまう!
イーサン率いるIMFチームは命がけでプルトニウムを追う
正直、ストーリーはとてもありきたりだけれど、
なぜなら、それはアクションがメインだから!!
何よりもまず、観客を興奮させるアクションありきでこの映画はできている
それは全盛期の香港映画スタイルだけど
この映画は金のかけ方が違う!
いちいち大掛かりで豪華
パリやロンドンの美しい景色を背景に、トム・クルーズが、戦う、走る、飛ぶ!!
車、バイクは当たり前、ヘリコプターだって操縦しちゃう!?
スタントなしのトム・クルーズを観ているこちらは、まるで、ジェットコースターにでも乗っている気分で
浮いたり、上がったり下がったり
谷底に突き落とされるスリルだって味わえちゃう!
全てのアクションが大興奮だった!!
いつもの、ベンジーとルーサーも健在!
イーサンを惑わすヒロインには、
レベッカ・ファーガソンが前作から異例の連続起用
さらに、ドラマシリーズ「ザ・クラウン」のマーガレット女王役でエミー賞にノミネートされたヴァネッサ・カービーを謎の女ウィドウ役に大抜擢
そして「ジャスティス・リーグ」「マン・オブ・スティール」の若手アクションスター ヘンリー・カヴィルを「コードネームUNCLE」と同じCIA捜査官役に起用
常に、その時の旬を起用して新しい風を取り入れ、マンネリ化させずに進化させてきた、その理由がその俳優たちの起用からも見えてくる
新しい才能を積極的に起用することで、自分自身も切磋琢磨する
そんなトム・クルーズの製作兼主演俳優としての姿勢が見えてくる作品だった
アクションスターとしては、どんなに他の俳優たちが頑張っても、到底たどり着けないところに、今のトム・クルーズはいると思った
しかし、すごい俳優だなぁ