「自動運転の矢沢永吉を思い浮かべてしまった。やっちゃえ〇〇」バンブルビー kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
自動運転の矢沢永吉を思い浮かべてしまった。やっちゃえ〇〇
序盤の戦いで、声と記憶を失ったシーンから涙腺が緩む。それから黄色のビートルに違和感が全くなかったんですが、『トランスフォーマー』ではカマロだったんですね!最後にようやく気付きました(汗)。
トランスフォーマーは1作目と5作目だけを劇場鑑賞したのも、この手の映画にしては上映時間が長すぎるという理由もあった。ストーリーがわかんなくなるから自宅鑑賞がベストじゃないかと思っていたら、5作目ではついにエンドロールを極端に短くしてくれたマイケル・ベイ。トラヴィス・ナイト監督のこのスピンオフ作品ははなんと2時間切っていました!見やすい!
80年代の音楽好きにはたまらない映画なんでしょうけど、自分的にはちょっと時代が合わなかった。1作目では「ベイビー・カムバック」という1977年のヒット曲を使っていたのに、また新しくなったのですね。ザ・スミスも知らなかったし、モーター・ヘッドも名前しか知らない。唯一わかった「アンチェインド・メドレー」も『ゴースト』でヒットしたライチャス・ブラザーズ版ではなく、サム・クック版だった。
そんなバンブルビー。記憶をなくしたおかげで飼い主チャーリーの言うことをよく聞くし、茶目っ気たっぷりだけど、図体がでかいため家の中の物を壊しまくってしまう。いや、マイケル・ベイは町の中を壊しまくってたから、まだマシだ。そして、チャーリーを身を挺して守ってくれる頼もしい奴。スピード出しすぎてパトカーに追われた時なんて、シートを倒してチャーリーとメモを隠してくれるところが最も好きだ。
アクションシーンも控えめではあるけど、わかりやすかった。空手技よりプロレス技を多用していたみたいですが、義弟オーティスが空手をやってるなら、その辺りを伏線にしても良かったかな。ヌンチャクがどうとかも言ってたしな。
おバカな軍人の描写もなかなか良かった。ロボット工学を軍事利用したいがために衛星や地球上にある通信網を提供する。87年になってもロシアに先を越されたくなかったようで、せっかくインターネットを発明したのに馬鹿丸出しでした。