「長年のモヤモヤ解消!」バンブルビー さうすぽー。さんの映画レビュー(感想・評価)
長年のモヤモヤ解消!
久々に、本当に久々に良いトランスフォーマーのシリーズが観れました!
※自分の個人的な感情が入ってしまうので、歴代のトランスフォーマーの愚痴が入ってしまいます。予めご了承ください。
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感想を書く前に歴代のシリーズの事を話します。
トランスフォーマー自体僕は日本のアニメをやってたときから好きでして、これをハリウッドで映画化されたときはテンションが上がったのを覚えています。
最初の「トランスフォーマー」は昔は大好きでして、今でもそこそこ好きです。
しかし、続編が作られる度にガッカリしてしまって、一番の問題作品「ロストエイジ」で遂に見限ってしまいました(笑)
なので、「最後の騎士王」は観てないです。
歴代の作品を満足点つけるとしたら、
①が65点、②が30点、③が40点、④は20点と言ったところです。
なので、今回は言うまでもなくトランスフォーマーの最高傑作だと思います。
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黄色いトランスフォーマーの「バンブルビー」が主人公で、今回の車好きな人間側の主人公である女の子との交流を描きながら敵と戦う物語なので、ハートフルな友情物語として描かれていました。
その友情の部分が胸熱という感じでは無いのですが、しっとりしている感じで二人を微笑ましい様子で観れました。
人間の女の子はある悲しい出来事によってある種の孤独感を持っている子で、そこにバンブルビーは心寄り添えたのだと思います。
声が出せないので直接台詞で表現されたわけではありませんが、バンブルビーも仲間(オプティマス等)と離ればなれになって一人で地球に来て心細くなっている時に女の子と出会ったので、ある種そこで親近感が生まれたのだと思います。
なので、心を通わせる場面は自然と涙が出ました。
また、80年代の設定なので当時の音楽やカセットテープが出てきたりと80年代の世界観がよく作られてると思います。
何曲か知ってる曲も出てきたり、バンブルビーが台詞で曲を使ったり「面白い」場面も見られました。
ロボット同士のバトルシーンも格好良くて、ハラハラする所もあったので良かったです。
トランスフォーマーはいつもそうなのですが、悪役の描写等が結構雑に感じる事が多いです。
この映画もそうです。敵キャラはいつものトランスフォーマーのようにどうでもいいキャラが多かったです。
また、米軍や上層部の人間達も頭の悪い行動をとってしまったりと、そこのところは悪い意味でトランスフォーマーらしくなってしまってました。
そして、人間の女の子の相手役のキャラクターもいたのですが、特に興味深くもなく印象に残らないのも問題に感じました。
他にも色々と突っ込みどころはありますが、それでも良かったです!
トランスフォーマーのシリーズは僕にとってことごとく裏切られてきたので、溜まってた自分の中の黒いモヤモヤを吐き出せたので、スッキリしました(笑)
何せ「ロストエイジ」は僕の中では一生観たくないくらいのゴミ作品だったので(笑)
一応そこそこの点数ではありますが、トランスフォーマーの中では一番良かったので、それだけでも大満足です。
今後トランスフォーマーの新作を作る時にはマイケル・ベイをクビにしてこの作品の監督に作らせるべきですよ、全く!