「シリーズを知らないで見るとラストシーンにはビックリ」クローバーフィールド・パラドックス 徒然草枕さんの映画レビュー(感想・評価)
シリーズを知らないで見るとラストシーンにはビックリ
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『クローバーフィールド・シリーズ』の流れをろくに知らないで見たが、それでも何の問題もなかった。というより知らないままの方がいいかもしれない。
本作の内容に関しては、いわゆるパラレルワールドものの一つで、事故により異世界に跳ばされた宇宙ステーションが修理と、原因解明、復帰を試みるまでが大きな流れとなっている。
そこに出てくるのは、自分と同じ人間が異世界にもいたり、その環境が少しだけ違っていたり…という常套手段。さんざん使い古されたネタだけに陳腐感は否めないため、異世界に転移する際に『フライ』のように物体が混ざってしまうというようなアドリブを利かせているが、基本的に新味はない。
しかも宇宙空間で船外作業するのに、何故か重力に引きずられて危険に遭う姿が描かれるに至っては何をかいわんやw
そんなこんな(紹介するのが面倒くさくなるほどつまらないので省略)の後、さてヒロインが地球に帰還することになりました。ところが、地球では彼女の亭主が「こんな地球に帰ってくるなんて、絶対ダメだ!」と叫んでいる。
前提知識なしで見ていると、どんなまずいことがあったんだろうと、何となく期待を募らせていると、おお、最後に出てきたではないか。本作でいちばんビックリしたのはここww
ただ、知っていると面白くも何ともないだろうなぁ。
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