「伝えたいことは最後に・・・のはずが。」クローバーフィールド・パラドックス KyoMさんの映画レビュー(感想・評価)
伝えたいことは最後に・・・のはずが。
「インターステラー」や「ゼロ・グラビティ」が好きな人にはお勧めではないかと思います。
「クローバーフィールド」シリーズは、状況がわからないことから始まり、徐々に状況が明らかになっていくというのがいつもの流れですが、今回も同じです。
宇宙空間のSF系と思いきや、人間ドラマと交差して謎が明らかになっていきます。
謎というよりは、本来は明らかのことなのに、それを観る者にとって謎という演出でしょう。
「この作品で作り手が伝えたかったメッセージはこれか!」としみじみとしたところに、まさかの展開。
次回作品(あったら)にも期待!!
ところでこの作品は「壁」が重要な役割を果たします。「壁」というキーワードから、村上春樹作品を連想してしまいました。
「10クローバーフィールドレーン」も「地下」というキーワードも出てきたし、あえて作品に隙間を作るという辺り似ているなと。考えすぎか。
◇この映画を好きな人にお勧め
・インターステラー
・ゼロ・グラビティ
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