「オーケストラが奏でるレッド・ツェッペリン」すばらしき映画音楽たち kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
オーケストラが奏でるレッド・ツェッペリン
ハンス・ジマーはかなり有名になってきているが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の音楽を聴いたときにそう感じたと言う。うん、言えてる。そして時代は電子音楽へ・・・そんな歴史ある映画音楽。やっぱり70年代80年代のジョン・ウィリアムズがどうしても記憶に残る。
映像から発想を得て作曲し最終的には映像に合わせてオーケストラが演奏するというスタイルは変わりないものの、それまでのアプローチが多種多様。今でこそコンピュータに頼ってデジタル保存できるし、自由度は広がっているのだけど、作曲家と指揮者の絶妙な相性が映画音楽を盛り上げてくれる。映画ってやっぱり総合芸術だと思っていたけど、それでも予算の幅がものを言う。
どんなに素晴らしい映像であっても音楽が駄目なら駄作となってしまう。それだけ音楽の比重が大きいものだと感じました。ただ、音楽単独でも楽しむためにはメロディが命。メロディのモチーフをこれでもかこれでもかとバリエーションを変えて訴えてくるベートーベン的な作品が心に残るのだろうなぁ・・・
コメントする