「持ち腐れ」アメリカン・ヒーロー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
持ち腐れ
触れることなく物を浮かせたり飛ばしたり出来る強力な念動力と超回復の能力を持っているが、力を活かさず、クサとコークと酒に溺れてまともに働かずパーティー三昧の男の話。
元嫁に見限られ、子供にも近寄らせて貰えずショックを受けていてもパーティーに溺れてしまうダメなヤツ。
正義のヒーローとかいう器じゃないし、汚い言葉遣いと軽口の連続で、ダメなヤツらの日常をサラッとみせていく展開。
しかしながら友人や近所の人達との関係をみると消して悪人ではないし愛されているのが良くわかる。
超能力という突飛な設定だけど力を使って大活躍という派手なものがある訳ではなくて、サラッとみられる子供の為にちょっとだけ頑張る小さなヒーロー映画という感じ。
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