「私にとっては驚きのラストだった」パーフェクト・レボリューション ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
私にとっては驚きのラストだった
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主演の二人の演技が素晴らしい。特に女優のほうが相原勇に似ていて好感が持てた。助演の小池栄子の演技もよかった。
ストーリーは二人の出会いと恋愛関係になるまでの経緯がやや唐突だったが、恋愛映画としてもよくできていたと思う。
それまでと雰囲気の違うエンディングは好き嫌いが分かれると思うが、個人的には嫌いじゃない。ホテルを出たあと一人ぼっちになったクマの姿をとらえるショットで終わっていたなら、ごく普通の無難な映画となって、何年か後には忘れてしまう映画になっていただろう。革命はまだ終わっていなかったんだ。また彼女は病院に戻されるかもしれないが、いずれ2人が一緒になれるだろうという希望に満ちたエンディングであった。ちょっとファンタジーショットっぽいが。なぜか「卒業」のラストシーンを思い出してしまった。
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