劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレのレビュー・感想・評価

全66件中、21~40件目を表示

2.0100分の映画で作った意味

2019年5月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

シリーズは全て鑑賞させていただいています

2年生編を劇場版完全新作でやると発表されたとき、続編が見られる喜びと同時に「テレビシリーズじゃないの?」「せいぜい2時間の映画で収まるの?」という疑問と不安が頭をよぎった人は少なからずいたと思います。

結論から言うと、今回の新作映画は「急ぎ足」の印象が強すぎます。

誤解を招かないように先にいい点を挙げますが、京アニにしか出せないアニメーションのクオリティや演奏シーンでの滲み出る細部へのこだわりは今回も健在であり、これらに関しては京アニを褒めるべきだと思いますし、それらを劇場版の音響とスクリーンで味わえるというのは劇場版一二作目と同じように価値あるものだと思います。描こうとしているストーリーや新キャラも興味をそそられるものが多かったです。

しかし、それらのいい要素全てが「映画100分」という枠のせいで台無しになってしまっています。簡単に言えば、「伝えたいストーリーの量に対して時間が圧倒的に足りていない」です。そのせいで、キャラそれぞれの行動が理由もなく突発的に感じられたり、それぞれのキャラや北宇治吹奏楽部全体としての成長にも感情移入しにくくなってしまっています。完全新作を見ているはずなのに、さながら総集編を見ている感覚になります。

視点を変えるならば、映画100分の枠に収める上での大胆なカットが足りなかったとも言えると思います。(が、原作の2年生編はそれまでよりもさらに序盤中盤の伏線が最後に活きてくるストーリーであり、カットがあったとしても映画の枠で表現するのは難しかったとは思います。)

そもそもこのシリーズの最大の売りの一つは、部員同士の人間関係がしっかり濃密に描かれているところであり、それを1年生編を2クールかけて描いたあとに2年生編を100分でやるというのは最初から無謀だとわかっていたはずです。3年生編、できることならテレビシリーズでの2年生編のリメイクを期待します。

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one shot

5.0工夫を凝らされた映像表現と本格的な音楽

2019年5月11日
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泣ける

知的

幸せ

ストーリーは万人向けです。
繊細な人間描写や、演奏シーンの映像は必見、音楽は本格的なものです。

アニメと言うと、漫画的表現で、アニメファン向けの通り一遍の演技しか見られないとおもわれがちですが、
このシリーズは違います。
人生の大事な時期を過ごす若者たちの、感情の機微や自然を描く上で、
観客の記憶が揺り動かされるような表現手法がふんだんに用いられています。
絵でそれをやるのですから、大変な観察力と技術力が必要ですが、世界でも屈指の表現力を持つスタジオの実力がいかんなく発揮されています。
展開が早いため、映像の切り替わりが次々に起こり、結果的に面白く美しい絵がたくさん動いていく贅沢な作りで楽しいです。

声の方も、主人公役の方の演劇経験もあってか、アニメ的な声色を使った演技は外向きの声に留められ、普段の素の声と本当の感情をさらけ出す時の演じ分けなどが素晴らしく、大事な所では本当に直接感情に刺さってきます。
音楽は吹奏楽の関係者をして、これが吹奏楽曲だよ、と言わしめる、各パートの見せ場がふんだんに盛り込まれた本格的なものです。
楽器の操作なども、研究を重ねた上で描画されています。
打楽器の演奏など、あの「セッション」でも無かった絵があったと思います。

ストーリーは、シリーズ毎作ごとに、原作者の過去の経験に基づいた等身大の人たちの群像劇を、巧緻にまとめて一つの大きなメッセージを作っています。
目指すものへの憧れと不安、努力と消耗、葛藤、競争、いくつになっても、誰にでも起こり得る出来事を、逃げずに丁寧に描くことで、見る側に自分の解答を促す作りは変わっていません。
どこにでも居る人達が、真摯に丁寧に前向きに関わり合えば、こんな人生の糧を得る事が出来る。
そんな素晴らしい気持ちで館を後にできるシリーズです。
これを期に、「ようこそ北宇治吹奏楽部へ」、「届けたいメロディ」、「リズと青い鳥」の鑑賞もおすすめです。

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fulafff

5.0悪くないと思うんだけどなぁ

2019年5月11日
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別に作品のファンというわけではないが
自分は手放しで楽しめましたよ

映画版3作品は見ておいたほうが楽しめます
自分は予習なしで観たので???なシーンがいくつかありました

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oku00

4.0面白かったのでテレビアニメ化期待

2019年5月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

萌える

今回は久美子が二年生に上がってのお話。物語的には響けユーフォニアムの第二部にあたるお話です。一応リズと青い鳥未視聴での鑑賞でした。問題なく見れましたが見ていた方が良かったのかもしれません。
中身に関してはあまり触れずにお話しようと思いますが、第一部のように盛り上がる箇所自体は多くなく、演奏シーン控えめ人間関係盛り盛りの群像劇なので、演奏シーン楽しみで行くと期待外れになるのかもしれません。今回に限って言えば完全にテレビアニメ向けのお話だと思うので映画としては個人的にはイマイチかなぁ。ただ下手なアニメ映画見るよりかは遥かに面白いので間をとって3.5ですね。
京アニさんはどうするかわかりませんが、テレビアニメで1クールかけてじっくりやるべき作品だと思います。もっと膨らませるところはあると思いますし、リズ未視聴な私的にもやって欲しいところ。ただ2クール掛ける内容ではないかなぁ。むしろ2クールだと途中見るのが辛くなりそう。

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ウイロウ

3.5「リズ鳥」の後で無ければ

2019年5月8日
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鑑賞方法:映画館

「劇場版響け!ユーフォニアム」シリーズ最新作にして完全新作。相変わらず部活群像劇ものとしての完成度は高く、安心して見れる出来です。もし本作を1作目「北宇治高校吹奏楽部へようこそ」の次に鑑賞していれば、さほど疑問もなく楽しめたかも知れません。

ところが本作は劇場版4作目。2作目の「届けたいメロディ」では田中明日香を始めとした3年生部員の卒業というフィナーレを真正面から描ききり、3作目「リズと青い鳥」では、鎧塚みぞれと傘木希美の2人の関係性にフォーカスを当て、繊細な心の機微をすくい取る上質なフィルムに仕上げていました。それだけに本作における、多数の登場人物に目配せした総集編さながらの作りには、戸惑ってしまったというのが正直なところです。シリーズを通じて、徐々にキャラクターの心情へとフォーカスしていったカメラを急にズームアウトされたようなもので、鑑賞するこちらの視座が定まらない・・と言ったところでしょうか。

いいカットも少なからずあるだけに、TVシリーズとして作られなかったのが返す返すも惜しい。仮に次回作(久美子世代の3年生編)があるのならば、今回のように劇場版ストレートにはせず、TVシリーズとして企画が通る事を切にのぞみます。

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猫シャチ

4.0青春の感情がいっぱい

2019年5月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

本作も、とても「ユーフォ」していた。

吹奏楽部を通じて、思春期に味わう様々な感情を丁寧に、鮮やかに描き切っていた。恋愛、好きな友達と苦手な友達、ちょっと特別な友人関係、自信をもって人生を語る親友と、先の見えない自分の将来。

そういう、不安定で、揺れ動く個々の感情がいっぱいに、そして魅力的なキャラクターを通じて丁寧に描かれるのが、今作の魅力だと思う。

ここまで、いろんな感情を実写で盛り込むと、どこか胡散臭いというか、気色が悪いと思うんだけど。

アニメ映画だからこそ、いろんなトラブルや心理描写が、そこまでストレスなく入ってくるんだよね。

全体を通じて、やや、駆け足な感は否めない。ただ、それにも余るほど、一人一人のエネルギー、思いっきり青春時代を生きていくことへの趣が伝わってきた。

特に、好きなのは、久美子と奏がやり取りのシーン。

雨の中、逃げ出してしまう奏を、久美子が走りながら、追いかける。
ある種、すっごくベタな絵面なんだけど、京アニのきれいな風景と、黒沢ともよのリアルな温度感のある叫び方が、なんだか心に刺さるんだよなぁ。

部活を一生懸命やったって、何になるのか。

何かに取り組んだことがある人なら、必ずや思ったことのある疑問だろう。

それに対する、久美子の答えはとてもシンプル。

「もっとユーフォがうまくなりたいから」

この、本能的で、純粋な欲求が強いんだよなぁ。。。

日々への意味や意義、原動力を失っている営業マンには刺さる言葉である。

今、やってることの先に何があるかなんて、分からないけれど。

自分が実践できる精一杯の「正しさ」と「もっとうまくなりたい、上に行きたい」という感情を大切に、生きていきたいと思う。

ああー、京アニさん、三作目もお願いします~~。

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おばけや

4.0尺不足感はあるがそれでもレベルは高い

2019年5月6日
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前3作に5点をつけましたが、本作は一歩及ばず。
でも相対的にはレベルの高い1作になっていました。

仕方がなかったとはいえ、やはり詰め込みすぎ感は拭えず、色々作品やらキャラを知っているうえでのファンムービーになっているのは残念。しかし、ユーフォの展開が続いてくれただけでも御の字ではあるので、複雑な気持ちではあります。。。
原作のストーリーも色んな感情を積み重ねた上であの結末になるという綱渡りな構成でもあり、今回の詰め込み感には食い合わせが悪かった。
とはいえ、次回作も勿論楽しみに待ってます!

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たき

3.0群像劇の難しさ

2019年5月3日
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鑑賞方法:映画館

原作TVアニメ全く知らないけど前作リズと青い鳥がとても印象的だったので観劇 どうしても比較になっちゃって思ってたのとは違うなーが第一印象 TVアニメを100分にまとめたらこうなりますっていうのを見せられた感じ そりゃあれだけ出てきてこの尺じゃキャラもなかなか深堀りできませんよね 不安定な心境の変化の「過程」の描写がキモなのに出来事と結果だけではなかなか入ってきませんでした
原作やTVアニメを見てたらまた違う楽しみがあると思う

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シモヤン

4.5ブラバンあるある

2019年5月2日
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泣ける

楽しい

幸せ

吹奏楽経験者なら誰しもが「あるある!」と言うエピソード満載。
細かいところで言うと練習番号を言うときに「ダイヤモンドのD」とか「ベートーベンのB」とか言うところも結構ブラバンあるある。特にDとBは解りにくいですからね。
経験者と高校初心者の壁、上級生より出来る一年とかこの辺も吹奏楽経験者には「あるよね~」と言う話でかなりリアル。
北宇治は人数が多いのでコンクールメンバーが選抜になるけど、人数の少ない高校ならそれすら出来ないので初心者抱えたままコンクールに出場する事になる。どっちが良いのか悪いのか…。野球やサッカーよりも吹奏楽はレギュラーメンバーの人数が多く、しかもただただ競い合うだけではダメなのが難しいところ。高校に限らず、社会人バンドでもどうしても人間関係のトラブルは付き物。
上手くなりたい人と楽しみたい人の壁もどうしても発生してしまう。
そしてどんなに頑張っても結果が得られる保証が無い…これは吹奏楽だけではなくどんな部活にも言えることだろうけど。
今回も演奏シーンは抜群でした。
みぞれのソロもフルで見れて良かった。
でも、今作品中ではみぞれと希美はほぼ登場してないので、前作「リズと青い鳥」やテレビシリーズ二期を観てない人にはちょっと解りにくかったかな。(気になった人は是非「リズと青い鳥」を!)この辺りはファンサービス的なものかも。
結局、久美子は成長したのか変わってないのか。
基本的には変わらないんだろうけど、いろんな事に気付いていく過程なんだろうな。
元々いろいろ持ってる子なんだと思う。
テレビシリーズ一期から観てきて良かったと思いました。

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澤木正克(アンギラズ)

3.0新作総集編のような

2019年5月2日
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鑑賞方法:映画館

原作は読んでいませんが、アニメは全て目を通しています。

2時間にまとめるには情報量が多すぎます。そのため、人物描写が薄く(特に新キャラ)、まるで感情移入できません。
原作のストーリーを適当に端折って、むりやり2時間にしたのでしょうか?的を絞って、必要のない部分は大胆にカットしても良いのでは?また、既視感の強い描写が多いため、新鮮味に欠けます。

総じて、まるで総集編をみてるかのようです。新作なのに。久美子の叫びが虚しく聞こえる…。久美子の成長を感じられるストーリーなのにもったいない。

演奏シーンは圧巻ですね。映画館の音響で聴ける素晴らしさもあります。うーん、監督は何を考えて作ったのでしょう?

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fufufu

5.0部活動青春映画の集大成

2019年5月1日
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鑑賞方法:映画館

レギュラー争い、補欠にまわった者の身の身の置き場、先輩後輩の上下関係など体育会系の部活を経験した自分にとっては生々しく感じた。
感性や技術だけではなくて、努力や根気も才能だと痛感させられた。
改めて劇場版ちはやふるを観直したい気分になった。

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nia

4.0久美子の2年生物語

2019年5月1日
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鑑賞方法:映画館

いろいろあった1年生から、2年生になり、新たに後輩も入ってきます。
これが一癖も二癖もある後輩たちばかりで、いつもの女同士特有のどろどろギスギス展開ではらはらさせられます。
欲を言えば、テレビシリーズでじっくり見たかったのもありますが、いろいろな事情(劇場版の方が間にテレビ局を挟まない分、手取りがでかいなど)で仕方ないのでしょう。
それを差し引いても、よくまとまっていて、たのしめました。
学校の部活に打ち込んだことのある人なら感じるところがあるのではないでしょうか。

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葉風

3.0盛り上がりに欠ける

2019年4月29日
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楽しい

難しい

監督の意図なのか、色々な伏線が未回収のまま終わってしまった感じです。
他の方も書いていますが、スマホイメージの動画演出は戴けませんでした。
TV版を見ていた私にとっては消化不良の作品でした。

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エール

3.0次回作に期待

2019年4月28日
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泣ける

単純

萌える

前作と比べると、やや盛り上がりに欠けるストーリーと音楽。
吹奏楽部の行方も、恋の行方も、道半ばのエンディングだ。
スマホ動画風の補足説明的カットが多目に入り、逆にストーリーが追いにくい印象。
部員一人一人が抱える様々な葛藤も、描かれる数が多く、どれも深く掘り下げられず、いつの間にか解決されているようで共感性に欠ける。
全ては、次作につながる伏線をちりばめたものと思えば、楽しみだ。

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森のエテコウ

4.5最高。

2019年4月28日
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泣ける

楽しい

興奮

シリーズが始まって何年も経っているのに、何度も何度も引き込まれる。
事前に小説版も読んで、どんな部員がいてどんな結果になるのも知っているのにその瞬間になると泣けてくる。
今まで小説3巻をテレビシリーズ2期で作ってきて今回は小説2巻を100分に纏めなければいけないということで、急ぎ足だった部分があり小説を呼んでいなければ理解できない部分はあったと思う。でも当たり前だけど大切な部分は入っているので感謝。

今久美子3年生編が小説で始まっているので、3期を期待!!!!石原監督頼みます!

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時駆

4.5苦々しいぜ

2019年4月27日
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知的

原作未読、TV版未視聴、劇場版前作とリズは鑑賞済み。キャラ設定とかほとんど覚えてない状態で鑑賞。
問題なかったけどね。完全未視聴者が鑑賞しても、全く問題ないと思いますよ。

いや、やっぱりリズは観といた方が良いかも。ラスト演奏シーンの説得力が段違いなので。
涙が出ますよ…音楽の残酷さに。

学生クラブ活動の本質を、ゲーテ的な視点から描き切った傑作。
故に、苦い。
部活や人間関係で辛酸を舐めた経験のある大人(=大多数の大人)にオススメの傑作。
青春現役のガキにはまだ早いと思うな。まだ大して負けてないんだし。

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日高雄介

3.0期待が大きすぎました。

2019年4月27日
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悲しい

単純

難しい

最初の出だしの作画は京アニらしくありません。ちょっと心配になりました。途中のプールのシーンは神作画でここに力を入れ過ぎたせいで、当初の立ち姿の作画が崩壊していたのかと勘ぐってしまいました。
ストーリーはそこそこ面白いけど、前作のような強烈な感情の起伏や感情移入は起きませんでした。
1,500円出す価値はあるけど、人に勧めようとは思えませんでした。それもで来週も観に行きます。

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アーヤ

4.0前二作の劇場版と比べて深みに欠けるように感じた。

2019年4月25日
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泣ける

楽しい

前二作が冒頭でコンクールの演奏を聞かせて高揚感を抱かせてくれたのに、今作は学校での例の歓迎演奏でいささかずっこけた。
主人公の黄前久美子の恋愛関係、先輩後輩の関係といった人間関係を主に描いて、コンクールに向けての練習風景などは少ない。
もちろん、高校生にとって恋愛や学年間における人間関係も重要事項ではあるけど、もう少し練習風景を描いてほしかった。現役の吹奏楽部員はどう感じるだろうか。全国大会金を目指すための練習ってこんなもんじゃないでしょ。
そうそう、サンフェスもいささかがっかり。昨年北宇治の実力を見せつけたのに今年はこんなんでいいの?
また、もう少し「リズと青い鳥」のキャラと絡んだシーンも欲しかった。せっかくオーディションもあったのに梨々花ちゃんのオーボエも聞いてみたかった。
演奏シーンでホールの上から全体を描いているシーン。あれは3DCGだろうか。非常に違和感を感じる絵で、京アニにはあまり似つかわしいと思わなかった。
そうは言ってもやはりラストの演奏には心奪われてしまう。第一楽章から涙がボロボロでてきて困った。
なんか批判的なことばかり書いてしまったが、決してつまらない作品ではありません。最後まで夢中になって見てしまった。ただ、前二作やリズを見て、少々期待値が上がってしまっていただけです。
これから見に行こうかなと思われる方に。映画は最後まで見てくださいね。エンドロールで帰っちゃだめです。

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mm

4.0TVシリーズ一切見てないから…

2019年4月25日
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鑑賞方法:映画館

人間関係が深くまでわからなかったけど、それでもさわやかーに楽しめた。
一生懸命やっても結果がでないなんて日常茶飯事。しみる。音楽も良いし、自分には遠い青春時代の話だけど普通に感動できた。

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peanuts

4.5響け!最高!!

2019年4月25日
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アニメと前回の「リズと青い鳥」を見ましたが、今回は前回を上回るのではないか?というぐらいに面白かったです。
ネタバレは避けますが、演奏してる時のアングルと作画、人間関係が丁寧に書き込まれています。原作は2巻までしか読んでなかったのですが、あまりにも面白かったので続編を衝動買いしてしまいました。

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ゼンレン