「ありがとう」劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ DaiDoさんの映画レビュー(感想・評価)
ありがとう
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ユーフォ2期を視聴してから、リズと青い鳥を観るのに半年くらい間が空いてしまっておりキャラの名前を一部忘れているレベルだったが、1期と2期の大好きな空気感と感動を思い出させてくれた。
あすか先輩と久美子の関係性が好きで、あすか先輩がいなくなっているのが寂しかったのだがコンクール直前に登場してくれて嬉しかった。
楽曲としての「響け!ユーフォニアム」を2期の河原であすか先輩が吹きながらEDクレジットが出るところでとても感動した記憶があるのだが、今回も流れてくれてこれを思い出すことができた。
今作は1年生が入ってきてまぁわちゃわちゃやるのだが、やはり久美子の、人間として完成しているわけではないし不完全ではあるけれど、最後には納得してしまう演説で1年生でユーフォの奏が、本当の意味で北宇治の仲間になるところが山場だ。
最後には関西大会でダメ金で3年生は引退になるのだが、部長・優子の「やり切った」という言葉にあるように最高の演奏をし切って終わる。個人的に夏紀が結構好きなのだが、奏が本気でオーディションに臨んだ中で、最後にメンバーに入ってくれたのが嬉しい。
吸い込まれる関西大会での演奏と、日常の人間ドラマが今作も素晴らしく、時間が空いていたため特にこれまでのユーフォの感動を思い出させてくれる場面が多く観ていて楽しかった。
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