「タイガーマスクからリズと青い鳥へ」リズと青い鳥 きりんさんの映画レビュー(感想・評価)
タイガーマスクからリズと青い鳥へ
見終わって、ため息が出た、
日本のアニメーションはどこまで行き着くのだろうか!
かつてのアニメーションはこうだった
①紙芝居の背景の前でペプサートを動かしてみせた「タイガーマスク」
②ぬり絵がしゃべる「サザエさん」
③メッセージ性が最前線に現れつつもその物語の真実性を裏打ちさせるため自然界描写に披写界深度を与えた「もののけ姫」
④ストーリーよりも視界に存在する光景を絵画の手法で極限まで追及する「言の葉の庭」、これは視界にありつつも見ていなかった景色を再発見する試み
そして
⑤形ないものを絵という言語で表した「リズと青い鳥」だ。
京都アニメーションは「聲の形」で“耳の聞こえない少女に聞こえている世界を語らせる”という冒険に挑戦したが今作「リズ~」ではとうとう見えない領域の、そして語らぬ思いの無言の言葉を絵において語らしめるという領域に達してしまった。
日本のアニメはもはや文学のカテゴリーに区分される時代に到達してしまった。
万年筆やキーボードで著される文学ではなくアニメーションによって表現される文学だ。
ボブ・ディランの受賞には驚いたが、いつの日か「ノーベル文学賞」をよもや日本のアニメプロダクションが受賞するのではないかと、そんな気がしてきた。
アルト・サックスか♥
中古で僕も持っていました。勿論、才能の欠片もありません。スイングガールズの竹中直人先生と同じです。
我が高校の吹奏楽部にはファゴットやオーボエはなかったかなぁ。
とにかく、楽器って高いですよね。弦楽器なんて高校生が個人的に手が出ませんからね。だから、管弦楽部って部活やっているのは、お坊ちゃま、お嬢さん学校ですものね。
CGとかAIとか言う前に、チューニングしなくても良い楽曲とか出来ないものかなぁって思ってます。
共感、コメントいつもありがとうございます。