「【エドガー・ライト監督が、映画の新たな分野を開拓した奇跡のような作品。傑作である。】」ベイビー・ドライバー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【エドガー・ライト監督が、映画の新たな分野を開拓した奇跡のような作品。傑作である。】
劈頭、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンの「ベルボトムス」のビートとベイビー(アンセル・エルゴート:今作品以降、作品に恵まれていない気がする・・)の神業のようなドライビングアクションとの完璧なシンクロ度合に一発でやられる。
- 忘れてはいけない、ワイパーの動きとのシンクロニシティ・・・。あのシーンの高揚感は凄かった。-
その後も、ハイレベルなカーチェイスとセンス抜群なミュージックとのシンクロ場面を随所に織り込みながら、ベイビーの哀しい幼少期の出来事、美しいウェイトレス(リリー・ジェームス:彼女の出演作品に外れなし。)との出会いと恋なども効果的に描かれ、物語は破綻なく進む。
2017年夏に降臨した傑作。
<2017年8月20日 劇場にて鑑賞 同年10月9日、劇場にて再鑑賞>
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