「小気味よい音楽とほろ苦さと」ベイビー・ドライバー テツさんの映画レビュー(感想・評価)
小気味よい音楽とほろ苦さと
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面白い映画だった
オープニングからベイビーのドライビングテクニックと音楽のリズムを合わせて、彼の魅力をまずまじまじと見せつけ、そこから登場人物を一気に紹介し、彼のラブストーリーと犯罪への逃避行を描いていく
リズミカルな音楽と古き良き名作映画へのオマージュや愛を感じさせるような演出が見受けられる。
音楽もシチュエーションに合わせた選曲と共に現実の音(特に銃声か)がリンク集したりするなど音楽と共に楽しむ映画かなと
ジェイミー・フォックスのサイコな悪役やケビンスペイシーの無表情な敵のボスと脇も豪華
主演の彼もなかなかクールな感じだし、ベイビーのもろい部分も魅力的に魅せていたと思う。
クライムムービーゆえに結末はハッピーエンドとはいかずどこかほろ苦さはあるか(まあこんな状況でハッピーエンドもへったくれもないだろう)
とか、色々書いてみたが正直感想が難しい
決して面白くなかったわけではないのだが、どこか物足りなさを感じる
音楽のノリは好きだし、オープニングのドライビングテクニックもテンションが上がる。パルクールも良かったし
スペイシーが味方になるとは思わなかったなぁ
スペイシーはなぜサイコな野郎を使い続けたのか…(絶対面倒になるだけなのに)
絶賛は出来ないがとても良い映画だったとは思う。
ベイビーが救い救われるのがほぼ女性と言うのは母親への想いとか暗喩なのかな?
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