「題名が有名だったので」家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
題名が有名だったので
しょっぱなの帰宅時シーン。
ケチャップで血のりを現し、死体のフリする妻を見て慌てふためる夫。
あー、ここってネタバレしてなきゃ結構ツカミおっきいのにもったいなかった、な〜んて思ったのも一瞬、そうか題名が既にこのシーンのネタバレだったわ。
と深夜 ボケた頭で 作業の片手間に見ているAmazon primeの画面を見ながら思った。
その日からずっと妻はあの手この手で仮装大会。
結構 お金かけてるし、他にする事ないんかい?とどうしても思ってしまう。
私が夫なら、3日目からノーリアクション、一週間で帰宅拒否者だわ、、と思いながら見てしまった。
文学的と言われる場面の
文豪たちの言葉もあまり響かず。
I love you が 「月が綺麗ですね」って
今ひとつ しっくり来ないと言うのが正直な気持ち。
ここで 美しい日本語!と思うべきだったのね、と気付くも
そういう心境にあらずで、仕方なし。
明治維新後 大量の英語を 日本語にすべく
東大始めいくつかの大学生たちが、せっせと熟語を製作した。
なので 中国にない熟語が日本でたくさん創作されたわけで。
そしてそれ以降 日本人はほとんどの英文を自国の言葉で読み書き出来るようになった。
ノーベル賞を受賞するような学者や一国を代表するような者たちでさえ英語が出来ない我が国だが、理由は実はここにあると言う。
世界的な研究をする科学者は英語の文献を読むのは必須。だがこれらが完全和訳されていればそっちを読む。
他の国では そういう言語がない場合は英語で読むしかない。
つまり、英語という国際語が出来ないというのは、文化程度が低い、日常会話の言語のみで生きている民族、のように考えられるため、英語も話せないのにノーベル賞のような研究の出来る人、なんだそれは?といったように捉えられたと言う。
日本人が英語が苦手である原因の1つの理由がそこにあったのかと ひどく感心した記憶があり
それを ちょっと 超えられず、、、の気持ちと言うか
まあそこだったのか
片手間に見ちゃったからなのか。
面白味があまりわからず知らない間に終わってた。
今でこそ若者始め 英語話せる人 ほんとに多いですけどね。
秋葉原に行くと 店員さん みんなすらっと外国人旅行者らしき人の質問に答えてるし 合羽橋の道具街のおばちゃんも 外人さんのお客さんに英語対応してた。
必要なら人は学ぶね。
昔なら外人さん見ただけでも ほえ〜と見てしまう島国日本が今では オリンピックなんか関係なしで観光客で溢れている。