「このネタに文学的要素ですか?!ロマンチック!」家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
このネタに文学的要素ですか?!ロマンチック!
Yahoo!知恵袋の質問が元ネタの映画。
前半は榮倉奈々演じる「ちえ」が結婚3年目を迎える安田顕演じる旦那さん「じゅん」に死んだふりをする事から始まる。
様々な死んだふりに苦笑が絶えない。榮倉奈々の可愛らしさも一因なのは確か。
死んだふりをする理由も中々観る側への謎解き要素があり楽しませてくれる。
結婚3年目の現実に、彼女の死んだふり(死んでもいいわ=でもホントには死んでは行けない。)や「月が綺麗ですね」に文学的要素が隠れていた。
それがラストで交わって謎が解けた時「なんて、ロマンチックなんでしょ!3年目でも、この夫婦は」と思った。
死んだふりネタのモヤモヤが晴れた瞬間だ。
色々形あるけれど、夫婦の形を教えてくれる映画。(だからラストの2人話し合うシーンは音声が入っていない。彼ら夫婦だけの形なのだから)
行動が分かりにくいと思っちゃうとつまらない。
現実路線の方は特に。
分かればロマンチックな夫婦だなと羨ましく思える。
若い気持ちの30代〜40代夫婦には良い映画に見えると思います。
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きりんさんのコメント
2019年6月16日
普段借りないこのたぐいの映画ですが、
巫女雷男さんとツアステ侍さんのコメントのやり取りが可笑しくって可笑しくって、それでDVD借りました。
評価?まあ、いいじゃないですか(笑)。映画よりコメントが面白いのも映友の楽しさです。
男目線と女目線の違いですね。
僕は男ですので一応巫女さんの肩を持つということで・・
噴飯~!