「偏見無しにおもしろい」ヒットマン:インポッシブル にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)
偏見無しにおもしろい
ハンガリーの映画と意識して観たのは初めてかも。
実際の障害者が主役の映画って初めてかも。
知らない国の、知らない俳優の、
障害という知らない生き方の、
殺し屋という知らない職業の…
どう頑張っても1枚フィルター(偏見ともいう)を通して
見てしまう。
「車いすの殺し屋」という発想がまず面白い。
それを手伝う仲間も車いすというのも面白い。
それぞれの生活や、殺し方、プライベートな話も
ちゃんと車いすありきのストーリーになっていて、
そこがよい。
劇中のコミックやそれを使ったグラフィティ、
BGMなんかも映画に合っていて、
なおかつシャレてる。
タイトルの「ヒットマン:インポッシブル」だけ、
どうしてもダサい。原題は知らないが。
このタイトルで、あのポスターでは見る気なくす。
あ、よく考えたら、
ハンガリー映画も実際の障害者が主役の映画も
見たことあったわ。
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