「技術と戦略」ハンズ・オブ・ストーン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
技術と戦略
パナマのスラムで生まれ育ったボクサー、ロベルト・デュランと殿堂入りトレーナー、レイ・アーセルの実話に基づく話。
政治的な混乱期であったことと家族を捨てたアメリカ人の父親に対する思いからアメリカが大嫌いな主人公が、アーセルと出会い精神的に成長し戦略を身につけて世界チャンピオンになるが、戦う理由を見失い試合い引退し、復帰するまでのストーリー。
試合放棄から再起までの話が期待していた程深く描かれておらず少し残念。
嫁さんとの馴れ初めの話とかより、再起までの葛藤とか、アーセルの話をもう少しみせてくれたらなあと感じた。
デュランのことに興味が有るか否かで大きく評価が変わるんじゃないかとは思うし、物足りなさはあるけれど自分には面白かった。
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