ウィンター・ウォーのレビュー・感想・評価

兵士たちの大変さ、つらさはわかる。

でも、戦闘シーンより兵士同士の会話、やりとりがメインでもあり、おもしろみ、見入る興味深さにはもの足らず。

ひとりひとりの兵士にとって、戦争とは何かをリアルに描く。内面描写が多いのでスペクタクルとしての戦争シーンを期待するひとには不向き。全体を描いたダンケルクと対をなす秀作。

派手な戦闘シーンが好きな人は不向き。
アメリカとドイツに翻弄されたフランスのことを知り、少し考えさせられる。

ノルマンディ後の北フランス戦線、フランス軍は連合軍の助けでドイツと戦っていた。
しかし、ドイツに占領されていたため、ドイツ軍にはフランス人が15万人も招集されていたらしい。
そのためフランス人同士が戦う局面もあった。
戦闘シーンがお粗末で、緊張感がなさ過ぎる。