劇場公開日 2018年2月10日

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「?一杯、ベタなのに感動~WBフジでも◎映画って?~」今夜、ロマンス劇場で PAPASさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0?一杯、ベタなのに感動~WBフジでも◎映画って?~

2018年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

「今夜、ロマンス劇場で」84点。

一杯「?(おかしな・オイオイな箇所)」があります。
消える?お茶で?雨は?突然色がつく?生活は?そのファッションは?TEL機?見事な看板の絵?
「ファンタジー」なんだからいちいち?

私は「どんでん返し」に弱いんです。
見事に決まりました。2回(?)とも。
「なるほど」>「ベタ」になりました。
不覚にも「感動」しました。
全ての「?」が「消えてしまい」ました。

「坂口健太郎」は、演技がうまいという訳ではないけれど、素直で気持ちがこもっているように見えます。ポーズやセリフもスマートでない分「イヤミ」に写りません。
「綾瀬はるか」は、生意気な上から目線のかわいいお姫様をさせたらハマります。
「本田翼」は、演技を必要としない(?)落ち着いた役なら、そのルックスから好感が持てます。
「北村一輝」は、「羊の木」とは正反対の「コテコテ役」は充分笑えます。
「加藤剛」「柄本明」は、「適役」で「存在感」あります。さすがです。画面が締まります。
「シェネル」は、あの独特の「鼻声」の歌い上げる歌声はこの作品・「ラスト」にピッタリです。まさしく「ドラマティック」です。

「製作委員会(お金を出した会社)」に、
以前に酷評した「アニメの劣悪実写化」の責任を押し付けた「WBワーナーブラザーズ」と、
「残念な」作品の多い「宣伝ファースト」の「フジTV」と、
あの「電通」に、どっかの「コンビニ」に、
必ず引っ付いてくる「動画配信会社」に、
「朝日新聞」まで入っていました。

さらに監督が「のだめカンタービレ」「テルマエ・ロマエ」の「フジTV」あがりの監督であることと、
「TVジャック」と称して朝からずっと「番宣」で登場
(朝は何とか見れても、午前から午後へと見る人は「映画」を観に来る?えっ今回はしなかった?ならば別の作品の場合で)に、
「フジTV+綾瀬」とくれば、去年の今頃の「本能寺ホテル」を思い出してしまいました。コケた(大コケではない。初めから大した…)、評価の低かった作品でした。それをよりにもよって、公開日の前日にTV放映とは。
見えてない「フジTV」。

さらに話がそれてしまいます。こう感じているのは私だけでしょうか?どう感じますか?
あの「CM」をどう思いますか?あの観ているお客さんが涙を流しに流して泣いてる姿を大写しにしたり、観た後の人に感想として「泣きました」「感動しました」の「CM」を。何故、若い女性ばかりで、見た目のいい人ばかりなんですか?おばちゃんは、男は必要ないんですか?暗い館内であれだけ見えるということは「ライト」を当てているのではないんですか?あの女性たちは気づいてないんですか?「やらせ」?ある意味女性への「セクハラ」と、この人たちはすぐに泣くので「宣伝」に利用していると思う人はいませんか?「CM」としての「創意・工夫」がありません。流すだけの昔ならまだしも、これだけよくできた「CM」が多い時代に。また「泣く」とか「感動」とかいう言葉は「貴重」な言葉で、安易に多用すると本来の意味が薄れていってしまうという「感覚」はないのですか?つまり、夜中の「通販番組(?)」や、広告の(「通販」が多いような)「(怪しい?)美容・健康商品」の「宣伝」と同じです。買ってみようとは「1mm」も思いません。特に私は。「逆効果」とまではいかなくても「いい印象」を感じませんが。
つまらない、どうでもいい作品ならいいんですが、せっかくのいい作品なら。もったいない。蛇足でした。

で、あまり期待をしていない作品であったために、すごくよかったと感じてしまいました。(まさかそれを狙ってた?いやいや)
まさしく「反動効果」です。

これが「映画」の「魅力」であると思います。
観て初めてわかる。この意外性に惹かれます。
まるで「スポーツ」の「試合」のようです。やってみないとわからない。
「映画ってえいが(古い。失礼しました)」。
よしこれからも観よう!🍀

PAPAS