ボブという名の猫 幸せのハイタッチのレビュー・感想・評価
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連鎖
家庭環境を言い訳に薬物依存症になり、自称ストリートミュージシャンでホームレスで、依存症治療プログラムを受けながらも真剣に向き合い何とかしないといけないという意識が足りない典型的な甘ったれの主人公が、傷ついた猫に出会い情を感じ、人と触れ合い、自分と向き合っていく。 人懐っこく可愛いボブ君に癒やされまくりニヤニヤが止まらない。わかっていたけどこれはずるいw。 自分から薬物依存に堕ちた人が這い上がったことを無条件に賞賛する感覚は持ち合わせていないが温かくほっこりした気持ちになれ、主人公にもボブにも良かったねと言ってあげたくなった。 動物の癒しは偉大だね。
ぜひ原作も♪
世間には いろいろな偏見がある。 ホームレス 無職 薬物中毒… どうせ本人が弱いのでしょ、当然の結果じゃない、と決めつけるのは簡単だ。 でも転落は誰にでも起こりうるし、ほとんどの経験者はどうしてこんなことになったのだろう、なぜ自分の身に…と考えると同時に、そこから抜け出せない深い絶望感を味わっているのではないだろうか。 この映画は、愛するものを守りたいという強い思いと責任感で、闇の淵から戻った青年と愛する猫との記録です。 重い題材を、ロンドンの美しい風景や素敵な出会いでオブラートにくるんでいます。 また、本ボブ猫が出演しており、ストリートキャットとして積んできた臭覚や賢い表情も大きな魅力のひとつです。 過酷で長い闘いや、それぞれのセカンドチャンスを成功に導いた絆、現実や背景について是非、原作も読んでいただいたら忘れられない映画になるはずです。
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