ボブという名の猫 幸せのハイタッチのレビュー・感想・評価
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
2017年84本目の劇場鑑賞。
原作は未読。
どん底のストリート・ミュージシャンと一匹の野良猫の驚きと感動の実話を綴った世界的ベストセラーを映画化したハートウォーミング・ストーリー。
イギリスに蔓延する薬物問題を背景にしながら、
そこから抜け出すために奮闘するジェームズとその相棒の猫のボブの話です。
久しぶりに心が温まる映画を観た気がします。
猫のボブ役にはボブ本人が起用され、
映画初出演とは思えない見事な演技を披露しているのは驚いた。
ただ猫がかわいい映画ではなく、
イギリスの貧困やドラッグ問題も浮き彫りにしてる本作です。
ジェームズとボブのハイタッチをするのが可愛かった。
ことわざで、
「犬は三日の恩を三年忘れず、猫は三年の恩を三日で忘れる」というのがありますが、
この映画を見る限りボブは忘れることはないみたいです。
猫は鉄板!麻薬離脱機関が凄い!
実話ベースで鉄板的な良い話です。
でも、アメリカ映画の様に過剰演出はあまりないので
号泣したい方にはちょっと物足りないかもしれないけど
猫が好きなのでとりあえず観とこう!!
という方の期待は裏切りません。
それと動物が可哀想な目に合うのもダメ!
という方も安心して観られます。
ボブ本猫がそのまま本猫役で出てます。
ボブ、めっちゃ賢い!!
かなりの役者猫!!
そこだけでも見ものです。
ただ、この映画の主人公の人生が
まだこの先、長いので
ボブがいなくなったらどうなるか?
映画よりそっちの方が心配です(苦笑)
猫もいいけど、それよりも
麻薬からの離脱を助けてくれる機関があることが興味深かった!
日本には無いと思う。
映画を通して他国のこういうところを
もっと行政は参考にしてほしい。
楽しめました。
盛り上がりがあるわけではなく、感動的と言う言葉も当てはまらない。
でも、ストーリーはしっかりしていて、登場人物にもしっかりと感情移入できた。
そして、心がほんわかと温まる感じがした。
特段の猫好きではないが、ボブの愛らしさは見ていて和まされた。
しかし、猫のボブのとても猫とは思えない演技力には驚かされた。
自由と隷属の狭間
ロンドンもニューヨークや東京と同じく、格差とホームレスと麻薬の街だ。世界中の他の大都市も同様である。
資本主義の発達した地域では、企業や個人が不特定多数の不特定な欲求を満たし、それによって対価を得ることで経済が成り立っている。最も多くの欲求を満たした者が最も多くの対価を獲得し、勝ち組と呼ばれるようになる。他者の欲求を満たすことは感謝されることであり、対価を得るだけでなく承認欲求も同時に満たすことができる。人類が資本主義に行き着いたのは、ある意味、必然である。
しかし一方、企業や組織で働く者は、対価を得るために人格を投げ出さなければならない。承認欲求を満たしながら生きていけるのはごく一部の人たちに限られるのだ。大抵の人はそれが経済の仕組みであり、社会構造であることを知って耐えているが、耐えきれないでドロップアウトする人もいる。ホームレスが生まれ、ジャンキーが生まれる。
本作品の主人公もその一人だ。ギターを弾いて気ままに生きるが、住む場所と食べ物には不自由している。職にありつけば衣食住は手に入るが自由を失う。自由を失っても、他人が提供してくれる様々なサービスを享受することができるから、なんとか自分を誤魔化して職に就くのだ。
野良猫の存在でジャンキーのホームレス生活から救われていく主人公だが、それが幸せとは限らない。浮き沈みの激しい社会の中でいつまた沈んでいくかわからない。そしてそれが不幸とも限らない。
映画を観終えた観客は現実の世界に戻り、自由と隷属の狭間で綱渡りをしている自分自身を発見することになる。
誰の隣にいるかは自分で決める
昔なにかの番組でみたことやアンビリーバボで見たことで映画館に行きました。
実話が元ということもありテレビでやってた番組と少し内容は変えられていたがとてもほっこりする作品でした。
実際にボブがボブ役で出てることもあり、調べたところギャラがキャットミルクとチーズという笑
劇中である親子がジェームズにある事を聞いてくるが、ここでジェームズが親子に向かって喋った言葉が一番胸にきました。
ボブの力がすごい。
ノンフィクションの映画化なので、シナリオとかは元々知っていたし、予想どおりの内容。しかし、ボブの美しくさ、利口さ、愛くるしさにやられて、☆4です。内容はわかってはいたんだけど、やはり泣けます。
ボブのお陰?
「鰯の頭も信心から」って言葉もありますが、ボブ様のお陰でセカンドチャンスを得られました…という図式は大人として少し気恥ずかし気もする。
映画には描かれていないがやっぱりちゃんと人として努力したから本も売れて成功したんだろうな。
よかった〜♪
茶トラが居る私にとって、やぱ、☆5デス。
感動しました。弱い自分から脱却するのに
家族の愛が得られなく、ドン底だった
主人公が奇跡のネコと出会い立ち直る姿
は感動デス。それが実話で出演してる猫が
そのボブ本人、いあ、本猫と言う...
派手な演出なくたんたんと進み...
泣きました。 ((^┰^))ゞ
心温まる作品
今日本作品を観てきました。
ボブの表情が、もちろん演技をしているのではないのですが、
各シーンでちゃんと喜怒哀楽を出していたのに感動しました。
またストーリーも本の内容に沿ってよくできていました。
特に猫が好きな方にはおすすめの映画です!
ボブにやられる
日本やハリウッドだと動物ものは妙にドラマチックにしてうるさくなりがちだが本作は違った。演出は抑制が効いていてオーソドックスそのもの。映画ファンではない猫好きにも気を配っている。ボブの視点からのシーンも多い。カメラがボブと一緒に床の上を走る。この映画はよくある人間と動物のふれあいの物語りではない。ジェームスとボブのバディムービーだ。ジェームスはボブを保護したが、ボブのおかげで人生をやり直すことになる。これが実話というのが清々しい。御涙頂戴の話しではない。ボブは終始堂々としているしね。
ロンドンの街をボブの視点で見せてくれるのは楽しい。スタッフは皆ボブを愛しているね。
ボブは実際のボブが演じて?いるが、彼がただ者でないのは、ジェームス役のルーク・トレッダウェイをはじめとする廻りの人達がいつも一緒にいる人間ではないにも関わらず、見事に主役を張っていること。ウチのキジトラは他人が来たらすぐ隠れちまう。
もうひとりの主役ルークも良い。虚ろで寂しげな風情がジェームスの置かれた立場をうまく表現している。
思わず原作を買って読んでみたが、実際のジェームスは映画のジェームスよりも猫に関してずっと詳しい。映画では隣の彼女がその部分の役割。まあその方がドラマに膨らみが出るかな。
ボブに星ひとつ追加!
明日へ歩き出す物語
あんまり猫は好きじゃあないんですよw
ツンツンした猫よりは賢くて従順な犬の方がいいよなーっと(かなりの偏見ですが、、、w)
しかしながらかなりの数の猫の映画があるという事は世界中で猫が愛されているという訳で、この作品をみると少し納得できる点もあるのです。
今作は非常にテンポもよく103分らしいのだがもっとあったんじゃね?と言うくらい長く感じたし入ってみてしまった。
実話と言う事でふーんと思いながら観ていたが作品の中心にあるのは猫と薬物の2点。
薬物依存者と言うのを非常にしっかりと描き、主人公のジェームズがしっかりと猫のボブと前を向いて歩いていく姿に感動した。
音楽も非常に良く、それに合わせたロンドンの街並みもマッチしていて観ていて非常に楽しかった。
カメラワークはボブ目線で何度も表現され、最初は「これいりますか?」と思ったけど、ただただ自然に見れてしまうのが不思議。
人間は誰かの支え無しでは生きては行けないが、それは彼にとっては猫だったと言う事。
しかし言葉も発さないし、表情だって特になし。それでも気持ちが通じてる感じがするのだからなんだかジーンとくる。
作中のラストにジェームズ本人がこっそり出ていたのも面白かった。
是非沢山の人に観て欲しい。
希望と勇気が持てる作品だった。
実話ならではの。
茶トラほし〜〜
猫、苦手だけど、飼いたくなりました〜。
人って、どこでどんな出会いがあ?かわからないですよね?
出会に気づかないと、人生が変わることにもなりかねない。
自分のご飯、我慢しても、ボブのご飯心配するジェームスたからこそ、手に入れた今があるわけです。
素晴らしい映画です!!!
猫をパートナーに持つ人は勿論、そうでない人でも十分楽しめる内容だと思います!
物語のテーマ「セカンドチャンス」や「心の繋がり(愛情)」というものは、多くの人が共感できるテーマだと思います。
上映時間は103分で、演出が行き届いており、まとまっていて飽きさせないです。俳優陣や音楽も良かったです。
何より猫のボブをボブ本人(本猫)が演じていて、その魅力溢れる姿がこの奇跡の物語(実話)に説得力を持たせていると思う。心があたたかくなる映画なので、是非多くの方に見てもらいたいです!
猫は幸運を呼ぶんだな
さえない人生をおくる男が猫を拾ってから人生が回りだす 猫の人を引き寄せる力は最強ですね 正に招き猫 ボブはかなりデカいが方の乗せてたら重くないのだろうか?人生うまくいかない人は是非猫を飼うべし
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