劇場公開日 2017年8月26日

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「父親の見捨ててはいない、には涙」ボブという名の猫 幸せのハイタッチ eさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5父親の見捨ててはいない、には涙

2018年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

萌える

ロンドンの華やかな部分と殺伐とした部分両方が映される。
間が持たないので猫目線を間に挟むのは思ったよりアリだった。ネズミのくだりが二回もあるのは謎。
一応エンドクレジットの最後にカエルもネズミも他のどんな動物も無事でちゃんとケアされているとあった。
ボブは年齢は推定11歳とのこと。
ボブ本猫が映画に出演!と謳っているがいるが、正確にはボブも出演しているということで他にも
オスカー
ブッカー
ジェファー(JAFFFA)
レオ
リッキー
トライス(TRAYCE)
がボブを演じている。1匹にやらせたらストレスたまるからね。
劇中ではジェームズが過去に猫を飼っていたという台詞はあるが飼い慣れていないいない感じで不安。原作をチラ見した限りではもっと猫に対する知識が豊富で、牛乳を与えたり人間の食べ物を与えることがよくないと知っているようで安心した。
動物愛護の国というイメージがあるイギリスがそうでもないように見える。ペットキャリーに入れずに病院に来るなんて考えられない。
ヘロインの恐ろしさ(ちょっと簡単に抜け過ぎているようにも映るが)やメタドン治療がどのようなものかも学べる。
去勢避妊についての啓蒙こそあれ、猫を外に連れまわすことについては感心出来ない。もちろんジェームズ自身が売名行為で行ったわけではなく、マスコミが「売れる!」と踏んで本を書かせたりTVで取り上げたりしているだけで彼自身や犬の様におとなしいボブに何の罪もないのではあるけど。
ボブが死んだ時にまたジェームズが転落しないことを祈るばかり。
ケシャに似せたようなヴィーガンがヒロイン。カウンセラーの人がもっと前面にでてくるかと思ったけど。

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