Xibalba シバルバ エイリアン・オブ・マヤのレビュー・感想・評価
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寄せ集め探検隊
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シバルバー (Xibalba) とはキチェ族のマヤ神話における冥界の名、死神が治める地底の宮廷だったとされている。
紀元前2000年も前に栄えたマヤ文明、縄文時代が紀元前700年だから遙か太古からの文明。
ユカタン半島の古代マヤの都チチェン・イッツァにはカスティーヨのピラミッド、セノーテの泉などの遺跡が残っている。泉の底や水中洞窟には生贄にされた人々の人骨が多く残っていたそうだ。
そんなおぞましいマヤ文明の負の遺跡や神話にインスパイアされたのかエイリアンを絡めた遺跡探検フィクションを製作、ただ、ほとんどが道中記で退屈だし肝心の洞窟シーンは闇の中でライトがチカチカするだけで殆ど絵にならない。エイリアンも棘のあるゴリラの着ぐるみの様だが暗闇の水中では正体不明。CG予算を削りたいのは分かるが見せないのでは本末転倒。
ポスターのカスティーヨのピラミッドの上の巨大円盤はラストに意味なく数秒映されるショットでいかにもエイリアンものにみせようという誇大宣伝でしょう。
発想はまあまですが、完全B級、SFと言うより寄せ集め探検隊の俗っぽい話で尺を稼ぐだけなのでがっかりでした。
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