劇場公開日 2017年12月29日

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「一大スケールで描かれる、親子2代の痛快アクション!!」バーフバリ 王の凱旋 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0一大スケールで描かれる、親子2代の痛快アクション!!

2018年1月28日
PCから投稿

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【賛否両論チェック】
賛:愛を知り、その愛のために戦って散っていった父の勇姿と、そんな父の面影に突き動かされて戦い続ける主人公の姿が痛快。一大スケールのアクションも魅力的。
否:アクションはかなり都合が良いシーンが多く、インド映画特有の歌も入るので、好みは分かれそう。終わり方も呆気ない印象がある。

 冒頭で詳しく説明をしてくれるので、前作の知識は最悪無くても大丈夫そうですが、本作では主人公の父の活躍からストーリーが紡がれていくので、知らずに観ると後半への感情移入がしづらいかと思います。
 前半では、小国の王女に恋をした父、アマレンドラ・バーフバリが、自らの立場を危うくしながらも、毅然と大切な人を守ろうと奮闘する姿が、時にコミカルに、時に雄々しく描かれていきます。そして後半では、そんな父の最期を知った主人公、マヘンドラ・バーフバリが、仇への強い誓いを胸に群衆を率い、戦いを挑んでいく姿が痛快です。
 前作に比べるとコミカルなシーンが多い感じもしますが、壮大なスケールのアクションも健在です。インド映画特有の歌や踊り、長い上映時間等、好みは分かれるかと思いますので、お好きな方は是非。

映画コーディネーター・門倉カド