「胸が締め付けられる、この気持ちが愛。」ローズの秘密の頁(ページ) nagiさんの映画レビュー(感想・評価)
胸が締め付けられる、この気持ちが愛。
予想を裏切る清々しいラストに、胸が打たれた。
ルーニー・マーラの美しさに、鑑賞者である我々さえも捉われがちだが、バネッサ・レッドグレーブの表現力には凄まじいものがある。
ラストの、ローズが40年の時を経て出会った息子と寄り添って美しい海岸線を歩くシーン、彼女の嬉しそうな笑顔は40年前のそれである。あの頃の愛情を、何も忘れてはいなかったのである。
ローズの表情に、そのエンディングの清々しさに、思わず涙がこぼれた。
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