「カリスマ的な起業家によって与えられたSNSの影響力を表現!!」ザ・サークル 中野祐治さんの映画レビュー(感想・評価)
カリスマ的な起業家によって与えられたSNSの影響力を表現!!
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この作品は、テクノロジーとSNSがもたらす影響力と、個人のプライバシーや自由の限界を描いていました
巨大テクノロジー企業「ザ・サークル」に就職した若い女性メイが、企業の先端技術とSNSによって監視される社会に巻き込まれていく様子が鮮明に描かれており、現代社会に起こりかねない現象を知らせてくれています
この企業は、起業家精神に溢れるカリスマ的リーダーによって運営されており、そのカリスマ性はマーク・ザッカーバーグのようです!
しかしながら、彼のビジョンが次第に全体主義的な監視社会へと変わっていきます
映画では、ザ・サークルが提供するSNSが、ユーザーの透明性や共有を強制することで、自由を奪うリスクを浮き彫りにしています
FacebookやInstagram、X(旧Twitter)などのSNSが日常生活に浸透している現代において、ザ・サークルの描写はまさに起こりうること!
特に、SNSでの「シェアすることが良いこと」という考え方が極端化し、プライバシーが失われていく恐ろしさをリアルに感じることができ、その活用の仕方については考えさせられるものがありました。
同じ起業家として、立場的にはSNSを利用する側ではありますが、
どう使うことが現実的か、周りにとってのお役に立てることなのか、を考えて日々使っていこうと感じる時間になりました。
SNS漬けの方々にぜひともみていただきたい作品です。
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