「監視社会への警鐘」ザ・サークル めるさんの映画レビュー(感想・評価)
監視社会への警鐘
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日本版のポスターにはいいね!のために生きているって書いてあったけど、そういう話ちゃうよね…監視社会の恐ろしさを描いた話なのかなと思うが。
監視社会を描いた作品というとトゥルーマン・ショーが有名やけど、本作は自ら会社での立場のために24時間監視されることを許可する話。メイの自由な時間はトイレに行くたった3分。仕事のためと割り切ってやってはいるけれど、しんどい。友達も家族も徐々に距離を置いていく。
最後のシーンは、結局監視されることを受け入れたってことなのかな。メイだけではなく、視聴者も逆の立場になることはあり得る訳やもんね。最後の笑顔がちょっと恐ろしかった。
しかし、あそこまでみんながみんな賛同するんやろうか。同じ監視社会を描いた作品であればトゥルーマン・ショーの方が余韻も含めて好きやなあ。
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