「う~ん…」あゝ、荒野 後篇 風騒ぐ放浪の日々さんの映画レビュー(感想・評価)
う~ん…
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前編が良く、期待しての後編だったが…。繋がりを求める話なのに、登場人物が都合良く繋がりすぎで萎える。そして最後の拳闘シーン、どうしても「レフリー、早く止めろ!」とイライラし、まったく感情移入が出来ない。頼むから「ボクシング」をしてくれ、と…。新次のあの連打は、バリカンの妄想の世界なのだ、と思い込む事で、何とか堪えた(笑)。
一番ぐっときたのは新次に敗れた裕二が車椅子姿の劉輝に泣きながら頭を下げるシーン…。
俳優陣は素晴らしかった。特にヤン イクチュン。「息もできない」「かぞくのくに」での彼には魅了された。今回のバリカン役も見事だったと思う。でんでん、ユースケのコンビも秀逸。個人的に感慨深いのは高橋和也。「そこのみにて光輝く」もそうだったが、スケベな社長役がすっかり板についている。男闘呼組時代から(良い意味で)遠くへ来たものだ、と感じた。
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