「エンディング」あゝ、荒野 後篇 SUZUKI TOMONORIさんの映画レビュー(感想・評価)
エンディング
物語の舞台を2021年に設定したのは良かった。
映画のリアリティー向上に寄与した。
自殺防止フェス(あってる?)や社会奉仕プログラム法(あってるかな?)とかも面白い社会背景として効果を上げている。
しかし、ラストのボクシングの試合だけはリアリティーが削がれてしまった。2021年になるとレフェリーは試合を止めなくなるのだろうか?惜しいなあ。ここで、自分は若干の違和感を覚えて映画の世界から覚めてしまった。残念。
でも、見終わって気づいた。最後の最後に大ドンデン返しが仕込まれていることに。
ボクシングのリアリティーを考えている時に、気づいた。そうか、新宿は大罪は犯してないなと。リアリティーが向上し、星ひとつ回復だ。
岸監督に会う機会があったら聞いてみよう。
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