悪と仮面のルールのレビュー・感想・評価
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うーん
退屈な映画だな。
見始めて40分ぐらいだけど、こう書き込みたくなる退屈さ!
編集したら地味になっちゃったからか、BGM多過ぎ。かつ、
mixで立たせすぎ。
セリフ聞こえなくて、筋を理解しようとする気すら奪われていく。
思い切ってストイックに仕上げた方が良かったんじゃないのかな。もっと役者の演技を信じるべきだよ。監督及び仕上げチームの凄い独りよがりに感じる。
さあ、この後最後まで観られるかな。
(´へ `;) う~~ん
なんか見た事あるような内容だった。
酷いシーンとか、闇ばかり印象的で、
ストーリーは面白く無かった。
酷いシーンとか要らないから、
もっと面白い内容にして欲しい。
キャストは良かったと思う。
感慨深い作品
タイトルから過激なシーンが多いのかなと思いましたが、めちゃ深い作品でしたね。ラストくらいしか玉木と優子が直接接する場面がないのだが、刑事やテロ組織、過激な人物との会話がとても深く、非常に哲学的なメッセージを感じた。ラストの二人の会話が日常的なのも本編の深い内容で疲れた自分を日常に引き戻して映画が終わるといういいラストでしたね、めちゃスッキリ感じた。
評するには難しい作品
1人の女性を守る男の話、と思いきや
それだけで片付けられない映画でした。
驚いたのは、終始小説を読んでいるような
映画づくり。
各キャストのセリフは、口語というより文語。
こういう映画の作風があるんだと気付き出した
頃に、自分の見方が変わってきました。
それに気付かなかったら、完全に寝落ち
してましたね😅
テンポが悪いので、面白くないと言う人が
多いかもしれません。
映画の見方としてそこだけじゃないのか
と知らされた感じです。
柄本明さんが玉木宏さんに初対面したシーン
グッと来ましたね〜
あそこで一旦この作品が締まった事は
言うまでもない。
そしてピークは久喜幹彦役の中村達也さんの
第二シーンの長ゼリフ。
この人、全然誰か知りませんでした。
しかし圧巻のセリフ回しで、途中から見入って
しまいました。素晴らしかった!
タイトルと内容のどこに一致をみればいいのか
分からないですが、そこは軽く流しておきましょう😅
最後に。
少年少女時代の回想を何度も観ます。
この2人は、どう見ても同級生か年の差が
あるとしても前後2〜3年でしょう。
なのに、玉木宏さんと新木優子さん…
年の差が違い過ぎでしょ。ピッタリ合わせろ
とは言いませんが、程々にキャスティング
しないと観る側は冷めます。
大人の事情で、どっちも使いたかったんでしょうかねぇ
鈴木サエは誰が殺したんだ?
10数年前に父親を殺して失踪したという過去を持っていたが、整形をしてすっかり別人になり、新谷弘一(玉木宏)という名前を手に入れた久喜文宏。まずは父親にも何かを頼まれていた探偵・榊原(光石研)を使って、久喜香織(新木優子)に近づく者を調べさせる。クラブでホステスとして働いていた香織は久喜家に養女として迎え入れられ、中学生時代の文宏とは恋仲だったのだ。彼女を守るために生きていく目的を見出して、文宏は陰ながら悪者をやっつけようとするためだ。
金もいっぱい持ってるし、頼もしい騎士のような存在ではあるのだが、父親からは“邪”を植え付けられようとし、自ら殺害という悪事を働いた過去。そんな自分だから香織と再び恋仲になるのは諦めているような雰囲気。最初にヤクの売人を殺したが、久喜と関りのある男・伊藤(吉沢亮)が文宏に近づいてくる。彼は“JL”という小さなテログループの一員でもあり、久喜の財産を資金源にしようと企んでいた。そして、文宏の実兄・幹彦(中村達也)に拉致され、恐怖を味わうことになる。また、鈴木サエの事件を追っていた刑事・会田(柄本明)も証拠も無いのに彼を執念深く追っていたのだ。
整形しても刑事や幹彦には簡単に見破られていることも痛いところだが、映画では少年時代の文宏しか描かれてないので、どのくらい変貌を遂げたのかもわからない。整形して、もらった身分証はブルーの免許証。有効期限が平成30年となっていたから、新谷として鈴木サエと付き合っていた頃には元の顔だったのだろう。ただ、この8年間の空白は海外逃亡やら、整形やら、相当慌ただしい人生を送っていたのだと推測できる。ただし、香織と鉢合わせする可能性もあるし、罪悪感という心理状態なども加味すると、辻褄合わせが厳しいストーリーだ。
JLの「髪の毛が薄い政治家から順に殺す」という犯行声明文には笑ってしまったが、まだ人を殺してないと言う伊藤とか、同じくJLの佐藤(尾上寛之)爆弾だけは正確に作ってるのに何もせずに警察に追われているのもおかしい。もっと凄いのはサイコパスっぽい久喜幹彦だ。平気で顔を切り刻んで人を殺すのに、結局は自殺気味に時限爆弾で吹っ飛んでしまう。この中村達也の怪演によって面白さは増すものの、そもそも何故香織が狙われなきゃいけないのかという動機づけが圧倒的に不足しているため、物語に集中できない・・・大財閥にしては3千万円という遺産も不思議。主人公の文宏にしてもなぜ5千万円持ってるのかも・・・
不思議なことだらけの人間関係だったが、最後には文宏と香織が近づいているのに本人だとは名乗れないという泣かせるシーン。2人は一緒に涙で顔をぐしゃぐしゃにしていたのも印象に残る。軍需産業批判もわずかながら台詞にあるので加点。
あと、玉木宏はタバコ吸い過ぎ!!
思ってた程邪では無い
玉木宏さんが邪としてどんな極悪非道な事をするのかと思ったら意外と良い人でした…
ちょっと抽象的なセリフのシーンが多くて原作を読んでいない私にはいまひとつ作品に入り込めなかったです。
最後の車のシーンは良かったな
言うほど狂ってない
父によって悪となるため育てられた文宏。顔を変え、父の呪縛を乗り越え生きる文宏はある女性を探していて…。
玉木宏目的で鑑賞。殺人描写も少なければ、手慣れてる雰囲気も少なく、言うほど邪っぽさを感じなく違和感が凄い。中村達也の狂気はなかなか見ごたえがありました。
ちょっと残念
邪としての本質が強い久喜文宏が父親の存在が危険と思い父親を殺す。
久喜文宏が恋した久喜香織。
この久喜香織を守るために人殺しもいとわないといった内容だった。
少し拍子抜けしました。邪として生きるのだと思っていたので、人殺しとか普通にすると思っていましたが久喜文宏は邪を否定していたのが残念でした。
久喜捷三の方がよっぽど邪の感じがしていてよかったです。
時系列改編なのか?深みにはまらない作品。
小説(私は未読)からの映画化。悪に手を染め顔と名前を変えた男の物語。
他のレビュアー様も記載されているが、小説を大事にし過ぎているのか台詞の言い回しが小説そのままの文章の様で、違和感を感じる。
映像も小説を意識し過ぎている様だ。
俳優の魅力が出てこない。
淡々と物語も進む。
「悪と仮面のルール」とタイトルも映画を観ている内に徐々に分かる仕組みだが、第三者にいきなり教えられる部分&誘導される所があり、「?」と思わせる。
ミステリーにしたいんだろ?
物語の方向性が違和感だらけ。
途中まで観ているとその違和感の答えが分かる。
小説は時系列がキチンとしていて、主人公の話は少年時代から流れて書かれているのではなかろうか?
映画化にて大きく改変。新谷に変わった途中経過から始まり、変にミステリアス的に過去に含みを持たせるから、こんなに違和感を感じるのでは?と。
物語の流れを変える事によって面白さが変わってしまう事は多々ある。(私の考えが正しければ)この変え方は如何なものか?
小説はその物語を読むに連れて内容の深みにはまるもの。その映画化となれば、その深みが見えるはずなのに。。。。
原作を大事にしたいのか、したく無いのか。
小説をまず最初に観ているのが必須条件で、その後にて作品をオプション的に観るのであれば楽しみが見出せるかとは思いますが、、、。
作品の深みを勘違いしてないかい?
ラストが勿体ない!!
別の意味で、何とも悲しくなる作品でした。
中村文則 やっぱり面白い
芥川賞作家・中村文則さんの世界を興味津々で見た。彼の著者は全て読んだが、この「悪と仮面のルール」は久喜家の不気味さと「香織」の普通さの対比が印象的だった。映像でもしっかりと描かれていて、面白かった。最後の車の中での会話は涙か止まらなかった。中村文則ファンとしては「掏摸」の映画化に期待する。監督は中村哲平
展開が遅い
テロの話なのに、アクションも爆破シーンも無し。映像は綺麗だけど、ひたすらセリフだけでストーリーを展開してるのは、正直退屈でした。やたら玉木宏のアップが多かったのも、なんとも・・・(汗)。吉沢亮が準主役っぽい感じで、そこはポイント高い!ヒロインの女の子はイマイチだったけど、共演の俳優さん達は皆良かったです。
思った以上にさわやかな終局にびっくりしました
原作のどろりとした情念がバッサリカット。
これは映画という時間の都合で仕方ないと思いますが、その分タイトルの意味と深みがわかりにくくなってしまったように思います。
ただ、代わりに後味がすっきりとして思った以上にさわやかな終局になったように思います。
映画単品としては良かったと。
原作ありきとしては少し残念なところもあった、という印象でした。
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