「最期のバーにいる面子にはニヤニヤしてしまった。」ローガン・ラッキー 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
最期のバーにいる面子にはニヤニヤしてしまった。
ローガン兄弟が凄腕泥棒ジョー・バングと手を組みナスカレースの売上金を盗もうとする話。
オーシャンズ11の様にスマートに泥棒する訳でも無い。
ホームアローンの様にお喋り陽気泥棒と言う訳でも無い。コツコツ泥棒である。
前半淡々とする滑り出しで、「このシーン欲しいのか?」「これから面白くなるの?」等、不安を覚えるだろう。
泥棒を行い結果が出る訳だが、後半の
「そこから主人公であるローガン兄貴はどう言う人物か?」
「泥棒結果として、これはどうだったのか?」等
明らかになっていく仕組みを後々に観る側が考察するという面白い映画となっていた。
泥棒映画はいくらかは観てきたが、あきらかにまた違う魅力タイプの泥棒劇である。
一緒に手を組んだジョー・バングも面喰らっただろう。
ローガン兄貴に何か魅力を感じたんだろう。
じゃないと最期のバーのシーンに居ない訳で。
オーシャンズ11の様に一回視聴では分かる様な映画でも無い為、リピートしないと魅力が分からない部分も。
最期のバーにいる面子と一緒に酒を酌み交わしたいと思った。
もう少し面白く出来たろうな部分はかなり有ります。
万人受けしませんが、じわじわ来てニヤニヤしたくなる映画でした。
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