「【1950年代の理想の住宅街、サバービコンで起こった事を淡々と描く、ノワールコメディ】」サバービコン 仮面を被った街 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【1950年代の理想の住宅街、サバービコンで起こった事を淡々と描く、ノワールコメディ】
マット・デイモン ジュリアン・ムーア(2役)の怪演と奇想天外なストーリーに引き込まれる。
ジョエル&イーサンコーエン兄弟の脚本は面白く、現在でも消えずにあるレイシズムを強烈に描くシーンやジュリアン・ムーア演じるローズを始めとして、サバービコンに住む人々の爽やかすぎる笑顔と白い歯が実に印象的。
一方、マット・デイモン演じるガードナーは笑顔を一切見せない。
ジュリアン・ムーアは今作や「キングスマン・ゴールデンサークル」のポピーのような、笑顔で冷酷なことを平然と行う女性も似合うなあとも思ってしまった。
<白すぎた街を舞台にした、ブラック・ノワール・コメディ>
<2018年5月4日 劇場にて鑑賞>
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