ローサは密告されたのレビュー・感想・評価

あらすじに書かれている通りのストーリーでそれ以外に大きな出来事は何もない。

警察の腐れ具合もそうだけど、逮捕された側も、何一つ罪を犯したことを反省することも悪びれることもない。

途上国のスラムに有りがちな内容をリアルに描いているとは思うし見入るところもあったけど、、衝撃的な出来事はないし、この出来事だけで110分はかなり長い。

フィリピンのマニラにあるスラム街でスーパーのような雑貨屋を営むローサ一家は、ある時麻薬を販売したとして摘発されてしまう

実際、彼女は生活のために麻薬を売って暮らしていた

まるでドキュメンタリー映画を観ているようなリアリティある作品

麻薬を売ることで家族に悲惨な思いをさせることになるが、では、彼女たちから麻薬を取り上げて、今後、どうやって暮らしていけというのか

抜け出すことのできない貧困の闇がそこにあった